「小説家になろう」からラノベ化し、しかも夏にアニメ化する予定の「ありふれた職業で世界最強」です。
簡単にいうと異世界ファンタジーものです。現世界から異世界へ飛んでしまうというものですね。では、どのようなものなのか考察していきたいと思います。
異世界に行く前
主人公の名前は「南雲ハジメ」。学校での立ち位置はいわゆるいじめられっ子。それをいつも助けているのが白崎香織(しらさきかおり)です。美少女の香織は男子のあこがれの的です。本人は自覚がないようですがハジメのいじめている天之川光輝(あまのこうき)も例にもれず香織に憧れています。そんなクラスメイトとともに召喚されたのが異世界トータスです。
異世界トータスでは
ほかのクラスメイトは勇者などのチート能力を次々と戦闘向けの職に恵まれているのにハジメの能力は戦闘向けではない、「錬金術師」という地味な能力です。そしてオルクス大迷宮の20層まで攻略した時、トラップをクラスメイトの檜山大介(ひやまだいすけ)の不注意によりトラップが発動し、ハジメだけ下に落ちてしまいます。実はハジメが落ちたのは「真のオルクス大迷宮」でした。そしてそこで、吸血鬼の女の子「ユエ」(ハジメ命名)と出会い、「信じて」という言葉と一緒に首筋をかまれます。普通ならハジメも吸血鬼になるはずですが、無事でした。そして、襲ってきたヘビを一撃で仕留めます。上級魔法だったらしく、1発打っただけでふらふらになるユエ。でも、だいぶ弱ったヘビに対してとどめを刺すハジメ。そして2人は一緒にこの大迷宮からでることを約束します。
ゲーム「世界樹の迷宮」に似てる
ゲームで「世界樹の迷宮」というゲームがあります。好きなパーティを自分の好きなように組める自由度の高いゲームです。もしかしたら、これを書いた白米良さんはこれを参考にしたのかもしれませんね。トラップや「錬金術師」「勇者」などのジョブは「アイテム師」や「剣士」に当てはまります。私は本を読んでそういうように感じました。
また、「転生したらスライムだった件」にも似ている
「転生したらスライムだった件」(以下転スラ)は死んだらスライムだったというお話です。最初はスライムなので、しゃべれないし、雑魚敵の代表格ですよね。でも、ここでは違います。食べることでどんどん強くなり、ゴブリンを震え上がらせるほどに成長しました。そこで類似点があります。「転スラ」のように「ありふれた職業で世界最強」も「食べること」で追加の魔法が使えたりします。そこは「転スラ」と「世界樹の迷宮」を足して2で割ったような感じだなと思いました。
一方そのころほかのクラスメイトは
ある意味居てもいなくても戦闘に参加できないので問題はなかったのですが香織はハジメを心配します。香織の友達の八重樫雫(やえがししずく)は「大丈夫だ」といいますが香織は心配します。
まとめ
最近やっと転スラを見始めたのですが、同時期に「ありふれた職業で世界最強」を読んでいたのでたまにごっちゃになりますが、とてもおもしろいとおもいました。もちろんどちらもです。それに「小説家になろう」のサイトからラノベが出るのはとてもうれしいことです。また、いわゆる「異世界ファンタジー」がはやりらしく「転スラ」も含めて、アニメ化されることはとてもうれしいです。いろいろな異世界ものを読んできましたが、本当に面白いです。たぶん、日常では味わえないことが本の中とはいえ、体験できるからだと思います。想像力が豊かになりそうですね。見たこともない世界や、人種などとてもワクワクします。夏にアニメ化されるとのことですが、どうなるのでしょう。とても楽しみです。
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