最近では、マスクを手作りする人も増えてきましたよね。そして、だんだんと蒸し暑く、気温が30度を超える日も増えてきた今、「そろそろ夏用のマスクも手作りしたい!」そんなふうに思っている人も多いはず。
実は、夏用マスクは素材をしっかり選び、使い心地の良いものを作ることができれば、簡単に手作りすることができるのです。ただし、型紙を使って、丁寧に作ることで、付け心地も良くなります!
ちなみに私も夏用マスクを手作りしましたが、型紙を使って作ると、とてもきれいに、無駄がない作りのマスクを作ることができ、大満足しました。
そこで今回は、夏用マスクの作り方についてまとめてみました。
まずは素材選びから!
夏用のマスクを手作りすると決めたら、まずはマスクの生地選びから始めましょう。夏用マスクは、生地を重ねすぎてしまうと、ムレてしまったり、呼吸がしにくくなってしまったりし、長時間着用することはできません。そのため、生地を2重にした状態で作り、付け心地を重視して作る必要があります。
・ダブルガーゼ
・手ぬぐい生地
・麻
こういった生地が夏にはおすすめです!
ダブルガーゼはマスクにするには最適で、生地の木目も細かいですが、肌触りが優しく、汗をかきやすく、肌荒れを起こしやすい夏も快適に過ごすことができます。トリプルガーゼも良いですが、厚みが出てしまうので、できるだけダブルガーゼを使うようにしましょう。
また麻は、肌に触れると少しゴワゴワするので、口に触れる内側の面にガーゼ生地を一枚入れると快適になります。
型紙を用意しよう
夏用マスクは、できるだけ大きすぎない面積で、鼻と口を覆うことができるマスクを作ることがポイントです。そうなると、立体型のマスクを作るといいでしょう。けれど、この立体型マスク、型紙なしで作るとなるとなかなか難しいのです。そのため、きれいに、快適な夏用マスクを作るためにも型紙は必ず用意するようにしましょう。
型紙は、インターネットなどで簡単にダウンロードすることができますし、最近では雑誌などにマスクの型紙がついている場合もあります。いずれにしても、型紙を印刷し、切り、マスクの生地に写して使いましょう。
型紙は、大人用も大きめ、小さめ、子供サイズなど色々あります。必ず自分の顔のサイズに合ったものを用意し、フィット感があるマスクを作るようにしましょう。とく子供は幼稚園児と小中学生では顔の大きさが変わってきます。型紙があっても、自分で微調整しなければいけないことも出てくるので注意が必要です。
マスクを縫おう!
立体型マスクを縫う際には、縫い代を折り、マスク全体をアイロンがけします。2枚の布を、縫い代を内側にして、ミシンか手縫いで縫い合わせましょう。全体的に縫えたら、左右を折り返し、耳ゴムや耳紐を通す部分を作ります。あとは、そこに耳ゴムや耳紐を通せば完成です。
立体型の場合、真ん中を縦に縫う場合もあり、裁縫初心者には難しく感じるかもしれません。けれど、型紙でしっかりと正確に型を取り、縫い始める前にアイロンをかけることで、完成度の高いものを作ることができます。
縫い方は、あまり複雑ではないし、手縫いであっても丁寧にぬっていけば、比較的にきれいに仕上がるはずです。
マスクキットを利用するのもおすすめ!
マスクを手作りするとなると、型紙や素材を揃えなければいけないため、縫う作業にたどり着くまでにかなり時間がかかってしまいます。そのため、あらかじめ布や耳紐が用意され、後は自分で縫えば完成してしまうマスクキットを利用するのもおすすめです。型紙を用意する手間ももちろん省けます!
例えば、有名な寝具メーカー「公大」から発売されているマスク製作キットの場合、肌触りの良いシンプルなガーゼ生地を使って、布マスクを作ることができます。薄い生地なので、夏でも快適に着用でき、何枚か作ることができるので、汗をかきやすい時期にも安心です。出来上がるのは、シンプルな平面マスクですが、裁縫初心者にも簡単で、夏でも快適に付けられるマスクが出来上がるはずです。
マスクキットは、お店に行かなくても、ネットなどで簡単に注文することができます。素材選びや型紙を用意するのが大変だ…と感じるのであれば、まずはマスクキットを利用して、夏用マスクを作ってみるといいかもしれませんね!
まとめてみると、
- ダブルガーゼなど付け心地のよい素材を選ぶ
- 型紙は立体型をネットなどで見つけ、ダウンロード・印刷して使う
- 夏用マスクの縫い方は簡単。アイロンがけをしてから縫う。
- マスクキットを利用すると、夏用マスク作りがさらに簡単になる
こういったかんじです。
夏にマスクを着用するのは、想像しただけでも暑そうですが、素材選びをしっかり行い、型紙を使ってきれいに作ることで、快適なマスクが作れそうですね。快適なマスクを着用し、今年の夏も快適に過ごしましょう。
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