50代に差し掛かると、どうしても健康を気にしてしまうのではないでしょうか?
若い頃は徹夜やオールをしても翌朝はけろっとしていたのに、50代だと体力的にきつくなったと自覚される方も多いかもしれません。
50代で「もうそろそろ健康を意識して生活しなきゃ」と思われている方に血圧について詳しく説明していきます。
血圧ってそもそも何?
血液が血管壁を押し出す力のことで、心臓が縮んだり広がったりすることにより血液を全身の血管へ送り出す力のことです。
「血圧の基礎知識 Q&A」
http://www.tanita.co.jp/health/blood_pressure_knowledge/
高血圧の原因は?
「本態性高血圧」と「二次性高血圧」の2種類があり、「本態性高血圧」は原因が明らかではない生まれつきの方もいらっしゃる高血圧のことで、「二次性高血圧」は後の生活(環境)が影響して高血圧になってしまうことです。
健康情報サイト「高血圧一問一答」
https://kanja.ds-pharma.jp/health/ketsuatsu/faq/con_cause.html
高血圧の症状は?
ほとんど自覚症状はないですが、耳鳴りや頭痛が起きる場合がたまにあります。
高血圧はそこまで症状はありませんが合併症の方が怖いです。高血圧がゆくゆく狭心症や脳卒中、心筋梗塞など命に危険を及ぼす病気に直に繋がってしまう可能性が圧倒的に高くなってしまいます。また、逆に高血圧ではなくなったら上記の病気に圧倒的になりにくいということになります。
健康情報サイト「高血圧一問一答」
https://kanja.ds-pharma.jp/health/ketsuatsu/faq/con_symptom.html
高血圧を改善するには?
一番気をつけていくべきポイントは食生活と運動です。
大体の生活習慣病は食生活と運動が大切ですが、高血圧もそれに当てはまります。
特に「塩分の摂取量」を気をつけることです。
日本高血圧学会のガイドラインでは、1日当たりの塩分(食塩)摂取量の目標を「6g未満」に設定しましょうということですが、お菓子やラーメンなどを食べたら6gは結構あっという間です。今の食生活よりも徐々に塩分を減らした食事を摂るように心がけましょう。
また、血圧を調節する成分にK(カリウム)マグネシウム(Mg)カルシウム(Ca)などのミネラルの摂取も重要になってきます。例えば、K(カリウム)は野菜類や海藻などに多く含まれており、マグネシウム(Mg)はナッツ、豆に多く含まれています。そして、カルシウム(Ca)も血圧を調節するのに重要です。カルシウムが不足すると副甲状腺ホルモンやプロビタミンDが分泌され、その成分が親族や血管を萎縮させてしまい、結局血圧が上昇してしまうことになってしまいます。そうならないためにも、小魚や牛乳などを積極的に摂取することが重要です。
高血圧の予防と改善(1)ー食生活を見直す
https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/guide/hightbp/07.html
もう一つの対策としては「適度な運動」を生活に取り入れるということです。特に、激しくない有酸素運動(ウォーキングやアクアサイズ、サイクリングなど)をすることにより交感神経の働きが低下して血管が拡張し、血圧を下げる効果があります。急に激しい運動をすると逆に交感神経を高めてしまったり、体に負荷がかかってしまい血圧が高くなってしまったりする可能性がありますので、ゆっくりと自分のペースにあった運動をしましょう。
高血圧の予防と改善(2)ー生活習慣を見直す
https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/guide/hightbp/08.html
このように、バランスの良い食事と適度な運動をして高血圧になりにくい体づくりを心がけてみてはいかがでしょうか?
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