60代となると、身体の色々なところが衰えてきますよね。気力、体力・・・あらゆるものが若い頃とは違ってきます。
そんな中で、近年、悩みの種の代表格になってきたのは、「骨粗しょう症」です。骨密度や骨質の低下により骨が脆くなり、骨折しやすくなる病気です。特に、脊椎を骨折してしまうと、姿勢が悪くなったり、呼吸機能の異常や逆流性食道炎を引き起こしたり、最悪神経麻痺で寝たきりになることもあります。
骨粗しょう症の原因としては、加齢や、ホルモンバランスの変化、そしてリウマチなどの治療に使われるステロイドの影響など様々なものがありますが、加齢とともにリスクが高くなるのは間違いないようです。
では、そんな骨粗しょう症を予防するなどの対策は、どのように行ったらいいのでしょう?
今回は、「粉ミルク」が骨粗しょう症に効くという情報を入手したので、そのことを中心に、骨粗しょう症対策について書いていこうと思います。
こんなに進化している!粉ミルクの現在!
「でも、いくら骨粗しょう症対策にいいからと言っても、粉ミルクは赤ちゃんが飲むものでしょう?」なんて、思う人も多いでしょう。私も、粉ミルクは赤ん坊の飲み物、というイメージがありました。
しかし、今は、「大人のための粉ミルク」が販売されているのです!インスタグラムなどのSNSで密かに流行しており、栄養補給やダイエット、お通じなどにも効果があると言われています。さらに、牛乳が苦手な人でも飲みやすいように味付けしてあるものもあります。ですから、60代の女性で2%ほどの人が、自分用の粉ミルクを購入しているというデータもあります。
では、粉ミルクの中でも代表的な商品を紹介していきましょう。
まず紹介するのは、森永乳業の、「ミルク生活」。カルシウム以外にも、「鉄分」や「ビフィズス菌」など、6つの栄養素が含まれており、「腸が若返る」がキャッチコピー。粉ミルクらしく、缶に入れられて売られています。
次に紹介するのは、救心製薬株式会社の、「大人の粉ミルク」。これは個装タイプの粉ミルクで、一回一回計量せずに飲むことができます。葉酸やコラーゲンが含まれていて、女性向けの商品です。ヨーグルト風味の味付けで、牛乳嫌いの人でも飲みやすいのではないでしょうか。
最後に紹介するのは、雪印ビーンスタークの、「プラチナミルク」。これは、ポタージュ味や抹茶ミルク味など、味のラインナップが豊富で、飽きが来ません。様々な味を試してみたくなる上、栄養素も申し分ない一品です。
この他にも、大人のための粉ミルクはたくさんの種類があります。自分に合ったものを探してみましょう!
カルシウムが鍵!?骨粗しょう症の予防法とは?
骨はカルシウムでできているため、カルシウムを多く含む乳製品は、骨粗しょう症の予防や治療に最適だと言えます。つまり、カルシウムの豊富な粉ミルクも、美味しく予防や治療ができる食品の一つ、ということです。
しかし、粉ミルクばかり飲めばいい、ということではありません。骨粗しょう症の予防や治療にはたくさんの方法があります。
まず、バランスの取れた食事。カルシウムだけではなく、ビタミンDやビタミンK、たんぱく質などの摂取も、骨にとって重要です。食事は三食しっかり食べて、十分な栄養を補給するのが必要ですが、食べすぎには注意しましょう。ちなみに、治療するのに必要なカルシウムの量は、一日あたり700㎎~800㎎ほどのようです。
そして、運動も、骨を強くするための重要な要素です。暇がある時は身体を動かせば、骨が強くなるだけではなく、体力や気力も維持できます。
粉ミルクは、これらの活動の補助、と考える方がいいでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。大人のための粉ミルク、身体によさそうですが、大量摂取は肥満などの原因にもなるようです。何事もほどほどが一番です。
そして、体は、自分の生活態度を映す鏡です。規則正しく生活して、病気のリスクを少しでも減らしていきましょう。目指すは長生きです!
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