いちごのカビの見分け方は?カビのチェック方法と対処法

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いちごは新鮮なものは甘くて美味しいですが、傷んでしまうとすぐに味が落ちてしまい、もう食べることもできなくなってしまいますよね。とくに、いちごがカビでしまうほど、傷むと、時には1パック全部食べられなくなっていることもあると思います。「もっと早くカビに気づいていれば…」と後悔したことがある人も多いはず。

実は、いちごにはカビが生えやすく、一度カビが発生してしまうと、周りのいちごにもカビが移ってしまうのです。そして、そのスピードは非常に早く、あっという間にひどい傷み方になってしまいます。

ちなみに、私もいちごをカビさせてしまったことが何度かあり、そのたびに、「どうしたらカビを防げるのだろう?」と悩んできた一人です。

今回は、そんないちごのカビのチェック方法と対処法についてまとめてみました。

購入したいちごのカビをチェックしよう

いちごのカビはさすがにスーパーのいちごに生えていることはあまりないですよね。問題は購入してから食べるまでの間にカビが生えてしまった場合です。カビにすぐに気が付くことができれば、その部分を取り除き、他の部分は普通に食べることができます。

カビを見つけるためには、いちごの表面や茎に注目してみましょう。いちごには白カビが生えることが多いため、フワフワした綿のようなものがないかを探します。いちごの赤い部分がピンクに変色している部分はとくにカビやすいですが、真っ赤ではないいちごの場合、見つけにくいため注意が必要です。

スーパーのいちごの場合、表面にカビは見えなくても、底やいちご同士が接している面でカビが発生している場合がよくあります。一度すべてのいちごをパックから出し、丁寧にチェックするようにしましょう。

簡単にできるいちごのカビ対策

いちごにカビがないかチェックしたら、食べるまで保存は冷蔵庫で行います。その時に、いちごの下にキッチンペーパーを敷き、重ならないように並べるとカビが発生しにくくなります。

またいちごを洗ってから冷蔵庫に入れてしまうと、水分が原因となり、カビが発生してしまうので、水で洗うのは食べる直前にしておきましょう。カットするのも、食べる直前に行うのがベストです。

またいちごの中でも旬を迎える春になる前(12月ごろ)に売られているいちごは、比較的皮が固く、カビが生えにくいことが多いようです。ただし、その分甘さが落ちる場合もあるので、絶対にカビてほしくない場合は、冬の間にいちごを食べるようにするといいかもしれませんね。

収穫前のいちごもカビが生える

実は、いちごは収穫され、売り出されてからカビ出すのではなく、収穫前にカビてしまうことがあります。収穫前のいちごがカビてしまう理由は、いちごに発生しやすいうどん病などの病気や気温が原因となります。実はもちろん、茎がカビてくることもあり、収穫する時には、いちごがカビていないかをしっかりと確認しましょう。

とくに注意が必要なのが、いちご狩りの際や家庭菜園で育てたいちごを収穫する時です。カビが発生しているいちごを採った場合は、きれいないちごとは一緒にせず処分しましょう。まだ一部だけがカビていて、食べられそうな場合には、カビている部分はカットし、よく洗ってから食べるようにします。

いちご狩りの際には、下に敷いているビニールシートに接しているいちごはカビやすいため、とくに注意してカビを確認するようにしましょう。あまりにもカビが多い場合には、運営者に声をかけるなどして、そこに生えているいちごを食べ続けない、収穫し続けないことが大切です。

カビの人体への影響は?

いちごに生えてしまったカビを食べてしまうと、一瞬で「味がおかしい」と感じるはずです。飲み込まず、すぐに吐き出し、口をゆすぎましょう。万が一カビを食べてしまった場合には、様子を見て、体調に変化がないかを観察します。

・腹痛や下痢が起きる
・食中毒になる

こういった症状が、カビを食べてしまったせいで起こることがあります。

腹痛や下痢になってしまった場合には、これ以上いちごを食べ続けることはやめ、お腹を休めます。原因がはっきり分からないのに、薬をむやみに飲むことはやめ、様子を見るように心がけましょう。

赤ちゃんや免疫力が低下していると、食中毒といったひどい症状が出てしまうことがあります。必ず病院に行き、薬を処方してもらい、脱水症状にならないように気をつけましょう。

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