電車で忘れ物をしてしまった時や、車内で忘れ物を見つけた時など、「警察に連絡すればいいのかな?それとも駅に問い合わせるのがいいのかな?」と迷う人もいると思います。公共の場での忘れ物は警察に問い合わせて対処をすることが多いですが、電車内や駅構内ではどう対処したらいいかよく分かりませんよね。
実は私も電車に忘れ物をしてしまったことがあったのですが、駅から出てしまってから忘れ物に気が付いたので駅に戻って問い合わせるべきか、駅のすぐ近くにある警察に行くべきかすごく迷った経験があります。
今回は、電車での忘れ物の正しい対処法をまとめてみました。
電車で忘れ物をした場合はまず駅員の方へ問い合わせる
電車に降りてから、SuicaなどのICカード、携帯、カバン、手帳などがないことに気が付くこともあるでしょう。「電車に忘れてしまった!」と思っても、もう電車は先の駅へ出発してしまっているので探しにいくこともできませんよね。
電車での忘れ物をしてしまったことに気が付いたのであれば、まずは駅員の方へ問い合わせましょう。
・忘れた物(デザイン、色、大きさなどの詳細)
・忘れ物をした日時と時刻
・乗っていた路線、どの車両に乗っていたか
どの鉄道会社でもこのような忘れ物情報が必要となります。できるだけ詳細を伝えることで、駅員の方も見つけやすくなり、確実にあなたの忘れ物だと断定することができます。
日付が経ってから電車で忘れ物をしたことに気が付いた場合には、駅に直接行かず、電話で忘れ物センターに問い合わせて、忘れ物が届いているかを確認することができます。忘れ物の保管駅へ出向き、取り戻すことが可能となります。
忘れ物をしてから一定期間が過ぎたら警察署へ
電車での忘れ物にすぐ気が付ける人は駅に行き問い合わせればいいですが、自宅や会社などを探し回った結果、「電車に忘れてしまったのかもしれない」と思い、どうしたら見つけ出せるのかなと思う人も多いはず。
実は忘れ物が見つかってすぐは、忘れ物をした駅や、路線の終点駅などで保管されていますが、鉄道会社や駅によってその保管期間は決まっているのです。そして保管期間が過ぎてしまった忘れ物は、保管場所が変わり、警察署で保管されることとなるのです。
そう考えると数か月経ってから電車での忘れ物を問い合わせる場合は警察に行ってみると見つかりやすくなります。もちろん忘れてしまった日付や忘れ物ないようはしっかりと詳細を伝えなければ、本当にあなたの物であるのか分かってもらえないこともあるので注意しましょう!
見つかりにくい電車での忘れ物
駅や警察でしっかり管理されている忘れ物。見つけたいと思ったらちゃんと見つかりそうな印象を受けますよね。けれど実は、電車での忘れ物はなかなか見つからない、という事態も多いものなのです。
それもそのはず、大きな駅の利用者は大変多く、1日に出る忘れ物の量も相当のものとなります。個人が特定しやすい忘れ物やはっきりと名前が入っているカードなどであれば落とし主を特定しやすく、見つかりやすいですが、見つかりにくい電車での忘れ物もあることを念頭に置いておきましょう!
・鍵
・傘
・タバコ、電子タバコ
こういったものは、個人が特定しづらく、また忘れ物として駅が預かっている量も多いので、見つかりにくいと言われています。
鍵であればキーホルダーをつける、傘には名前をつける、タバコはケースに入れる、こういった工夫をするようにすると、万が一落としてしまった場合でも見つけやすくなるはずです!
電車で忘れ物を見つけた場合
自分で忘れ物をしてしまったのではなく、電車で忘れ物を見つけた場合はどうしたらいいのでしょうか。忘れ物を拾ったのを見て、他の人にスリだと思われたり、怪しい人と思われたりしたくないから関わりたくない…と思う人も多い一方、正義感を持ってちゃんと届けてあげたい、と思う人も多いはず。
財布や携帯電話など忘れた人がすぐに必要なものは、盗難被害を受けてしまう前にちゃんと拾って、どこかに届けてあげたくなりますよね。
忘れ物を拾ったら、自分の電車の降りる駅の駅員の方に渡すようにしてみましょう。どこで拾ったか、時間、車両など分かる範囲で伝えてあげるといいでしょう。わざわざ警察まで出向く必要はないので、忘れ物を拾ったら必ず駅員の方に届けてあげたいですね!
まとめてみると、
1、 駅員の方に忘れ物を問い合わせる
2、 時間が経ってから忘れ物を見つけたい場合は警察で聞く
3、 見つからない忘れ物もたくさんある
4、 忘れ物を見つけたら駅員の方に届ける
こういった感じです。
電車での忘れ物の正しい対処法はまず駅員の方に問い合わせることから始めましょう。正確に何を忘れてしまったか、どんな状況であったかを正確に話、落ち着いて対処すれば、忘れ物を見つけやすくなるかもしれませんね。
大切なものは絶対に忘れてしまわないように、電車に乗る時には自分の身の回りの物に責任を持つようにしましょうね!
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