旅行、ライブ、ディズニー、帰省…ちょっとした長距離の移動に使えるのが夜行バス。飛行機や新幹線よりも格安で、しかも夜に出発して朝には目的地についてしまう非常に便利な移動手段ですよね。
そんな便利な夜行バスですが、飛行機と同じように持ち込める荷物には制限があり、個数やサイズなどが実は細かく決められているのです。荷物の規定にオーバーしている荷物は、拒否されてしまう可能性だってあり、バスに乗車する前にしっかりルールを確認しておく必要があるのです。
特に注意が必要なのが、自分が予約した夜行バスは、手荷物しか持ち込めないのか、トランクに預け荷物も載せられるのか、という点です。トランクに預けられるか、預けられないかでは荷物の大きさも変わってくるし、トランク無しの場合には荷物を小さくまとめるのに苦労することになってしまいますよね。
今回は、トランク無しの夜行バスの荷物の預かり方法や、上手に荷物を持ち込む方法をまとめてみました。
夜行バスのトランクに荷物を預けることはできる?
夜行バスは、大型バスが使われていることもあり、座席の下の部分にはトランクといって大きな収納スペースがついています。夜行バスではその部分にスーツケースなどの大きな荷物を入れることができるようになっています。これが預かり荷物と呼ばれるものですが、乗車客全員が大きなスーツケースを持ち込んでしまったら重量オーバーになってしまいます。
また夜行バスには、1階のバスと2階建てのバスがあり、2階建てのバスの場合はトランクのスペースが小さくなってしまいます。そのため、夜行バスを予約する時に「預かり荷物無し」、「トランク無し」といった表記があり、手荷物以外は持ち込めない場合もあるのです。
トランクに荷物を預ける場合にも、
・一人1個まで、一人2個まで
・重さは30kg、縦・横・高さの合計が230㎝まで
などルールが決められている場合があります。
あらかじめ自分が予約した夜行バスの預かり荷物にはどんなルールがあるのかを確認しておきましょう。
トランクに荷物を預けた際のよくあるトラブル
飛行機の預け荷物とは違い、夜行バスでトランクに荷物を預けられる際、中身のチェックはありません。そのため、危険物を入れないことはもちろん自分の荷物には責任を持っておかなければいけません。
・破損しないスーツケースなどを利用する
・上に他の荷物が重なることを考えて壊れやすい物はいれない
・生ものは入れない
・財布、携帯、パソコンなどの高価なものや、貴重品は入れない
・ペットは持ち込まない
このような点には気をつけなければいけません。
他にもバス会社によってトランクに持ち込めない物や荷物の破損や紛失の際の補償のルールなどが決められています。あらかじめバス会社のホームページで確認するか電話などで確認し、トランクの荷物に何でも詰め込んでしまわないようにしましょう。
夜行バスの手荷物ルール
自分の予約した夜行バスがトランク無しとなっていて、荷物を預けられないこともあるでしょう。そうすると夜行バスには持って行きたい荷物を手荷物として持って行くしかありません。
実は夜行バスの手荷物にもルールがあります。
・ペットは持ち込めない
・スポーツ用品や楽器は持ち込める
・座席の頭上の網棚における大きさの手荷物
こういったルールが決められています。
座席の上の網棚は1階建てと2階建てのバスでは大きさがことなり、夜行バスで多く使われている2階建てバスでは網棚のスペースもかなり限られてきます。また足元にも荷物を置くことはできますが、そうすると隣の席の人が通れなくなってしまったり、足を延ばせなくなってしまったりします。
荷物はできるだけ小さくまとめよう
手荷物もトランクに預ける荷物もできるだけ小さくまとめることで、夜行バスで荷物のタラブルに合いにくくなります。特に手荷物はできるだけ小さくまとめてしまうのがポイントです。
・携帯や財布などの貴重品
・化粧ポーチ
・ドリンクと軽食
こういった物を手荷物にしましょう。
最低限にまとめてしまい、一つの鞄にすべて入れて置くか、貴重品はハンドバック、それ以外はエコバックなどに入れてまとめると良いでしょう。それから上着やストールなどを持ち込むと良いでしょう。
夜行バスによっては、ネックピローや毛布を借りることができたり、歯ブラシや耳栓の無料配布があったりするサービスもあります。あらかじめどんなサービスがあるのかをチェックしておき、無駄なものは極力持っていかないように心がけましょう。
まとめ
- 夜行バスのトランクには大きな荷物を預けられる
- トランクの荷物の破損や紛失には気をつけなければいけない
- 手荷物にもこまかなルールが設けられている
- 荷物はできるだけ小さくまとめるようにする
このような感じです。
トランク無しの夜行バスの場合は、手荷物しか持って行けないことになるので、自分の夜行バスには預け荷物と手荷物の両方が持ち込めるのかを確認しましょうね!荷物が多くなりそうな場合には、たっぷりとトランクに荷物を預かってもらえる夜行バスを選びましょう。
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