赤ちゃんと一緒に乗る飛行機…楽しみも多い反面、準備しておかなければいけないこともたくさんあり、不安もあると思います。そんな心配なことの一つとして挙げられるのが、ミルクのお湯の調達場所ですよね。
国内線だけでなく国際線でも利用者が多い羽田空港でも、ミルクのお湯は調達できるのかな?それとも自宅から持って行くのかな?そういった疑問を持っている人も多いはず。ミルクのお湯を自宅から持って行くのは重たいし、そうでなくても荷物の多い赤ちゃんとの旅行…できれば空港内でお湯を調達したいですよね。
今回は、羽田空港でのミルクの調達方法と充実したサービスについてまとめてみました。
羽田空港の設備がすごい
羽田空港は大きな空港というだけあり、ミルクに使うためのお湯を調達できる施設が複数あります。調乳用温水設備と言われる物で、授乳室の中に完備されています。
羽田空港内の授乳室は第一旅客ターミナルに17か所、第二旅客ターミナルに18か所あり、調乳用温水設備はそのどの授乳室にも完備されている、ということですからすごいですよね!
調乳用温水設備は、つねに70度以上のお湯が出るようになっており、ミルクを溶かすのには十分の温かさとなっています。またフライト前に持参した水筒に入れておき、数時間持ち歩いたとしても、ある程度の温かさはキープできるはずです。
「授乳室」と聞くと、おっぱいをあげる女性しか入れない…と思ってしまうかもしれませんが、授乳するための個室に入らなければ、ご家族のどの方でも利用することができます。
フライト前にミルクの準備をしておこう
羽田空港でミルクのお湯が調達できると分かると、赤ちゃんとのフライトや旅行も安心感がましますよね!問題は、そのミルクのお湯をいつ調達しておくか…ということです。手荷物検査の時にお湯を持っていたら注意されてしまうのでは?と思っている人もいるでしょう。
実は、赤ちゃんが利用するミルクやお湯、離乳食を手荷物に持って行きたい場合、液体の規定となっている100mlを超えていたとしても、持ち込むことが可能なのです。
つまり、持参した水筒に手荷物検査を受ける前にお湯を入れてしまっても大丈夫!ということとなります。間違っても、手荷物検査の前にわざわざ調達したお湯を捨ててしまう…なんてことはしないようにしましょうね!
フライト前は時間に余裕を持って行動するためにも、早めにお湯を準備し、空港内や機内でいつでもミルクを作れるように準備しておくといいでしょう。お湯以外にも、ミルクの粉、哺乳瓶、よだれかけなどミルクを作る時、飲む時に必要なものはしっかり用意しておきましょうね!
空港内で準備する時間がない時は?
赤ちゃんと飛行機に乗るなら早めに空港に到着しておき、時間に余裕を持ってミルクのお湯も調達しておきたいですが、時にはそれができない場合だってありますよね。そうなると授乳室でお湯を調達できない…なんてことになってしまうかもしれません。
・常温で溶けるミルクを用意して置き、ミネラルウォーターを購入する
・機内に入った後、フライトアテンドの方にお湯を持ってきてもらう
・コンビニ、ホテル、ショッピングセンターなどでお湯を確保しておく
こういった方法で問題を解決し、ミルクを作りましょう。
もうすでに空港についているけれど、授乳室には立ち寄る時間がない場合、機内までお湯は我慢するしかありません。早く機内に入れれば、フライトアテンドの方に早めにお願いできるかもしれませんね。
空港内のサービスを最大限に利用しよう
羽田空港内の赤ちゃん向けサービスは授乳室や調乳用温水設備以外にも、知っていたらぜひ使ってみたいものがたくさんあります。
・ベビーカーの貸し出し
・キッズコーナー
・おもちゃ、文房具、お菓子が購入できるショップ
・一時保育のある保育園
このようなサービスが空港内に用意されています。
とくに、自宅からはベビーカーやおもちゃは持って行けない、という人もベビーカーを借り、ショップでおもちゃを買ったり、出発ゲートの近くにあるキッズコーナーで遊ばせたりすれば、時間を持て余すこともなく快適に過ごすことができますよね。
国際線に乗る場合など、飛行機の中で子供に寝てほしい…と思っている人は、体を動かせる遊具のあるキッズコーナーの利用はおすすめです!
まとめてみると、
- 授乳室でお湯を調達することができる
- 手荷物検査の前にお湯を準備しておいても、機内に持ち込める
- 授乳室に立ち寄れない場合は機内でお湯をもらう
- 赤ちゃん向けのサービスは最大限利用する
こういった感じです。
自宅から用意すると重くなってしまったり、冷めてしまったりするお湯は、羽田空港内で調達し、フライトに備えましょう!もちろん空港が込み合っている時などは、他の方もお湯を調達しにきているでしょうし、時間には余裕を持って、授乳室に立ち寄るようにしたいですね!
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