50代で無気力になってしまうのは病気?無気力の原因と対処法

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年を取ってくると、若いころには感じなかったような無気力に悩まされる人は多くいます。自分で分かるようなはっきりした原因がない場合、無気力の原因は50代だからこそのものなのかもしれません。

無気力になってしまうと、仕事はもちろん家事も育児も、そして趣味までも楽しくなくなり、やりたくなくなってしまうでしょう。「やらなくちゃ」と思っても、体がまったく動かなくなってしまうことだってあるのです。

今回は50代で無気力に悩まされている人必見!無気力になってしまう原因と対処法についてまとめてみました。

無気力の原因は更年期障害だけではない!

50代で無気力になってしまう…という話を聞くと、誰もが更年期障害を思い浮かべるかと思います。女性の多くが閉経の時期に更年期障害に悩み、その症状の一つとして無気力になってしまうことがあるのです。もちろん男性にも更年期障害があり、女性と同じように無気力、倦怠感や発汗などの様々な不快な症状に悩まされるようになります。

また男女ともに更年期障害だけでなく、ストレス、体力の衰え、関節痛、筋肉痛、視力の低下、鬱、内臓などの器官の衰え、不眠…こういったことが原因となり、普段よりも疲れやすく、無気力に感じてしまうことが出てきます。

無気力を感じる理由は、人によって違いますが、今まではまれにしか感じていなかった無気力を数か月、数年という長い期間の間ずっと感じるようになることもあります。「無気力はいつか治る」と思うのではなく、必ず何かしらの方法で無気力を対処するようにしていきましょう。

病院で診てもらう

更年期障害や鬱などが原因で無気力になってしまっている場合、薬を飲んだり、カウンセリングを受けたりしなければ無気力が治らないこともあります。「やる気が出ない」、「動きたくない」そんなふうに思い、その状態が何日も続いているようであれば、病院で診てもらいましょう。

病院では、心療内科にかかり、症状を相談するだけでなく、血液検査などの検査を受け、無気力の原因を探ります。必要であれば、処方箋を出してもらい、薬を飲むこととなるでしょう。

また以前に鬱を患ったことがあったり、無気力意外にもイライラや不安感があったりする場合には、精神科を受診することもできます。また、女性の場合は生理不順、閉経、不正出血などが伴う場合には、婦人科を受診し、無気力についても相談するようにしてみましょう。

余生のテーマを持つ

50代で無気力になってしまうのは、更年期障害など年齢のせいもありますが、余生への漠然とした不安や現状を楽しめないことも多く影響している場合があります。病院を受診し、正しい診察を受けることも大切ですが、余生をどうやって生きていくかを考えてみましょう。

・興味があったことを勉強する
・旅行や移住など夢だったことを実現する
・恋愛を楽しむ
・マイホームを購入する

自分なりにこういった余生のテーマを持つようにします。

そしてテーマを決めたら、できるだけ具体的に実現への道を探りましょう。お金はいくら必要か、何年ぐらいあれば達成できるのかなどを考えていくことで、無気力だったことを忘れ、夢中になれることが見つかるはずです。

生活習慣を改善する

無気力になってしまうと、家でゴロゴロしてしまったり、アルコールを飲み過ぎてしまったり、ついつい不健康な生活になりがちです。最初はそれでも大丈夫ですが、無気力が長く続いた場合、その悪い生活習慣のせいでさらに動けなくなってしまうこともあるのです。

そうならないためには、無気力ながらも生活習慣を改善する努力をしてみましょう。とくに、動いて仕事をしていない場合には運動不足になってしまうこともあるものです。最低限の家事は自分で行う、1日5㎞は歩く、ジムに通う…こういった動く習慣を持ちましょう。

また食事にも気を遣い、暴飲暴食や極端に食べないなんてことはせず、バランスの良い食事を1日3回摂るようにしましょう。また最低でも週に1~2日はアルコールを飲まない日を作ることも大切です。

他にも喫煙の習慣、睡眠不足、過労など改善できそうな生活習慣はこれを機に見直していきましょう。一緒に住んでいる家族にも宣言し、一緒に習慣を変えていくと、思っているより簡単に変わることができるかもしれません。生活習慣が良くなると、体がだるく重かったのが嘘のように軽くなり、また様々なことを行うやる気が湧いてくるはずです。

まとめてみると、

 

  • 50代で更年期障害や体力の衰えが原因で無気力になることがある
  • 病院で正しい診察を受けることが大切
  • 目標やテーマをこれからの人生で持つようにする
  • 運動や食事の習慣を改善するとやる気が湧いてくる

こういったかんじです。

50代での無気力は、放っておかず、必ず対処方法を見つけるようにしましょう。無気力が治れば、人生がまた楽しくなるし、やりたいこともやれることもどんどん見つかるはずです。

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