「小説家になろう!」シリーズで2019年夏にアニメ化する「魔王様、リトライ!」もともと文庫版だったのをアニメ化に伴ってノベルズ化されました。コミックも出ています。最近「なろう」シリーズからラノベになってアニメ化というのが多いですね。
魔王様リトライのあらすじ
主人公は平凡な会社員、大野晶(おおのあきら)。少し違うのはオンラインゲームを自分でつくっているということ。しかし、サービス終了に伴い、晶はサービス終了野に、オンラインゲーム内のキャラである九内伯斗(くないはくと)としていました。0時になったらこのオンラインゲームはおわる・・・・。0時になった瞬間不思議なことが起きました。大野晶は「九内伯斗」としてゲームにいました。これからどうやって元の世界に戻るのか?そもそもこの世界は「大野晶が作ったゲーム内」にいるのか。これからどうなるのでしょう。
魔王様リトライは濃いキャラクターが多い
どんどんでてくる濃いキャラクターにも注目です。
1 霧雨零(きりさめぜろ):自分で遊ぶために作ったキャラクター。ただし、九内とちがって自分での操作は不可能とされています。零は設定されたせいかくのまま硬派な暴走族という設定で弱気を助け強きを挫くタイプです。竜の入れ墨を入れた姿はこの世界の絶対強いことで有名である龍人と勘違いされ、魔王と同一人物とは知らない異世界の人達からうわさの的になっています。そして勇者的行動に九内に戻った晶が悶絶することもしばしば。
2 桐野悠(きりのゆう):反則的な腕を持つ女医です。悪い方に方にと研究者魂を傾けまくっている彼女は最初から最後まで合理主義者のはずなのですが、九内の中にキャラクターとしての生みの親・晶がいることを本能的に感じ取っています。そのため時々狂気じみた献身を見せることがあり、それは九内も困らせるほどの仕上がりです。魔王への信仰があらぬ方向へと暴走があるのでそこが見どころです。
3 田原勇(たはらいさみ):銃火器に愛されるというレアな能力をもっていて側近でも才能という設定されています。ただのくたびれた雰囲気のおっさんではないです。勇も悠たちと同じで、魔王(晶)の存在に影響されて元々はやる気のないおじさんだったはずが今は拠点の村は最強の砦にするためにその有能さを生かして活動中です。理由はシスコンで、妹をこの世界に呼び寄せることができたこと。これを、魔王にいって了解をもらったとき狂喜乱舞し拠点を絶対安全領域にすべく、奮闘中です。
魔王様リトライ・・とまらない連鎖
魔王・九内の外見と能力、そして中身の晶が持つ話術で時に空気を読み、時にごまかして瞬発的その場を乗り切る、そういうその行為が勘違いの連鎖を巻き起こしていきます。魔王と零が同一人物であるということや異世界の常識に疎いだけで行動すら深読みされ、噂され、そして意図的なものや状況のすべてを巻き込んで結果、異世界をただの勘違い世界で圧倒されてしまいます。読んでいて思わず突っ込みをいれてしまうかも?どこまで勘違いされるのか?そして、最後はどうなるか。楽しみですね!
魔王様リトライについてのまとめ
最初、前からあったラノベ「働く!魔王さま」というイメージが強かったのですが、よんでいくうちに、おもしろくなってきてむさぼるように1巻を読み上げてしまいました。文字も大きくて読みやすく、適度に挿絵がはいっていて目を休ませることができました。アニメが始まる前に読み終えてしまいそうです。文庫も探したのですがノベルスが3巻とコミックスが出ていました。基本か活字が好きなのでコミックが選ばず、ノベルスで読みました。コミックスの方が早く物語は展開しているのですが、やはり活字には勝てませんでした。早くアニメ見たいですね!
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