普段から蚊取り線香は蚊を追い払うために使っているという人も多いはず!けれど「煙は有害だ」なんていう気になる噂を聞いたことがある人もいるかもしれません。
蚊が出る時期には毎日使うものだからこそ蚊取り線香の煙が有害なのか、そうではないのかはっきりと知りたいですよね。
今回は、蚊取り線香の煙の人体への影響と安全に使うためのポイントをまとめてみました。
人体への影響
蚊取り線香は、ピレスロイドという成分が使われているもので、火をつけて煙を出すことによって蚊が追い払われる仕組みとなっています。
屋外や窓やドアを開けた状態の室内で使う場合、近くにいる人に直接煙が当たらなければ害がないと言えるでしょう。けれど煙を吸い込みやすい環境で使うとなれば、害が出てしまうことがあります。
煙の害として大きいものが喘息やアレルギーといった疾患を引き起こしてしまうことです。
もちろん誰にでも喘息やアレルギーが起こってしまうのではなく、体質によるものもあります。またピレスロイドのような殺虫剤成分にアレルギーがあるのに気が付かずに使っていると、アレルギー症状がひどく出てしまうこともあるのです。
喘息やアレルギーがない人は普通に蚊取り線香を使用することができますが、赤ちゃんやペットなどがいる場合は使っても良いのでしょうか。
赤ちゃんやペットがいる時の使い方
赤ちゃんや犬や猫などのペットは身体も小さく、煙の害を強く受けてしまいそうで心配ですよね。
ただアレルギーや喘息がなく、喚起を十分して使用すれば、赤ちゃんやペットがいても煙の害はありません。もちろん動くことができない赤ちゃんに直接煙が当たらないように注意したり、蚊取り線香の熱い部分を触ったり、誤飲をしたりしないように十分注意は必要です!
ただペットの中でも、
・昆虫(鈴虫、カブトムシなど)
・魚類(金魚、熱帯魚など)
・両生類や昆虫類
このようなペットがいる場合には使うことができません!直接煙が当たらないとしても、少量の殺虫剤成分で死んでしまう可能性があるようなので、使わない方がよいでしょう。
もちろん家に水槽があって、蚊取り線香を使い続けていたけれどまったく何も変わらなかった…という人もいるでしょう。けれど稚魚などが大きな影響を受けている場合もあります!
煙が少ないタイプの蚊取り線香も活用
蚊取り線香の煙には基本的には害がないということが分かっても、やっぱり煙が出る蚊取り線香は使いたくない…そんな人におすすめなのが、煙が少ないタイプの蚊取り線香です!
蚊取り線香は煙が全くでなければ蚊よけにはなりません。けれど少量の煙でも蚊よけになるものが発売されているので使ってみましょう。
他にも
・吸い込み式蚊取り器
・網戸に貼る虫よけボード
・蚊がいなくなるスプレー
こちらが私のおすすめです!
とくに網戸からも入ってきてしまう蚊で悩んでいるお家は網戸という網戸に虫よけボードを貼っておくと、室内への虫の侵入を簡単に防ぐことができます!
蚊取り線香を使いたくない場合には、蚊よけグッズを取り入れてみると、蚊に悩まされずに過ごすことができるはずです。
まとめ
・喘息やアレルギーといった疾患がなければ蚊取り線香の煙には害がない
・赤ちゃんも蚊取り線香はOK!けれどペットには注意が必要!
・煙の少ない蚊取り線香や他の蚊よけグッズで蚊の出る時期を乗り切る
といったところです。
蚊取り線香の煙に害がないと分かると、安心して蚊取り線香を使うことができて嬉しいですよね。
ただし、火を使うものでもあるし、蚊取り線香は安全には十分に注意して使うようにしましょうね。
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