高校生になると夏休みなどの長期休みを使って旅行に行ったり、親戚の家に遊びに行ったり、長距離移動をする機会も増えてくるでしょう。新幹線や飛行機であれば、親がいなくても乗れるけれど、夜行バスはどうなのだろう?そんな疑問を持っている高校生や親御さんも多いはず。夜行バスは夜に出発して、朝方に目的地に到着するため値段も安いし、高校生であれば学割も使えそうだから、利用してみたい!そんな人もいるでしょう。けれど夜中の移動は本当に親なしでも平気なのか、どんなことに注意したらいいのか不安は尽きませんよね。
今回は、高校生が夜行バスに乗る方法と高校生が使えるチケットについてまとめてみました。
高校生は一人で夜行バスに乗れるの?
実は、夜行バスは高校生であっても一人で乗車することが可能なのです。ただし、高校生が夜に出かけることは「親の同意」が必要なのです。鉄道会社によってルールは変わってきますし、同意書の提出を求めない会社も多いですが、「親の同意の上で乗っている」必要があります。
夜行バスに乗る時には、必ず親御さんと話し合い、どの夜行バスに乗るのか、いつ到着するのかなどを確認し合いましょう。また夜行バスに乗ってからなんらかのトラブルに遭ってしまった場合は、親御さんへ連絡がいくということも認識しておく必要があります。高校生も親御さんなしで夜行バスに乗れると分かると、友人同士でテーマパークに行ったり、親戚の家に遊びに行ったりするときにも夜行バスを利用できそうですね!
保護者の同意書が必要な場合
夜行バスに高校生が乗る時に、保護者の同意が必要でも、バス会社に同意書を提出しなくても良い場合が多いのですが、中には保護者の同意書が必要になる場合もあります。それが夜行バスを利用したツアーに参加する場合です。ツアーに宿泊が含まれていたり、旅行会社が夜行バスを利用していたりすると、そのツアーを高校生が申し込む際に保護者の同意書を求められることがあります。
ほとんどの場合、保護者の方が印鑑を押す必要が出てくるため、必ず親御さんとツアーに参加すること、夜行バスに乗ることを話し合いましょう。絶対に偽装をして自分で同意書を用意してしまってはいけません。後々トラブルに遭ってしまうこともあります。ツアーに保護者の方と一緒に乗る場合には、もちろん同意書を提出する必要はありません。複数人の高校生で夜行バスに乗る場合には、保護者を一人連れていくといいかもしれませんね。
高校生が使えるチケット
夜行バスには、高校生が利用できるお得なチケットがある場合がほとんどです。「学割」と呼ばれるチケットです。
学割の特徴は、
・小学生、中学生、高校生、大学生や専門学校生が利用できる
・学生証などの提出を求められることがある
・大人料金に比べて数百円の割引があることがほとんど
このような感じです。
予約をするときに、「学割」のチケットを選ぶだけで通常の大人料金よりも安いチケットを購入することができます。ただし割引率はかなり低く、気持ち程度の割引しかない場合もあります。「学割」以外にも「早割り」や年配者向けの割引など様々なチケットがあるので、自分はどのチケットを購入すれば一番安いのかをチェックしてみるといいでしょう。
夜行バスに乗車する際の注意事項
高校生だけで夜行バスに乗れると分かると、保護者なしで利用したい!と思う人も多いはず。ただし様々な人が乗り合わせる夜行バスなので乗車の際には注意が必要です。
・貴重品の管理を徹底する
・消灯時間を過ぎたらスマホの使用に気を遣う
・時間を厳守する
・私語を慎む
・忘れ物をしないようにする
・保護者などに連絡を取れるようにしておく
こういった感じです。
もちろん上記にあげたことは高校生だけでなく、すべての乗客が守るべきマナーです。ただし高校生という若さから、周りの人からの目がより厳しくなっていると考え、ルールやマナーはしっかり守るようにしましょう。特に一人ではなく、友人同士で夜行バスに乗る時には、どうしてもテンションが上がってしまい騒がしくしてしまうこともあるでしょう。夜行バスの中では基本的に話をしない、伝えたいことはサービスエリアに着いてから話すなど、お互いにマナーを確認し合わってから夜行バスに乗るようにしましょう。
また何かトラブルに遭ったと感じたら、すぐに運転士の方に相談したり、保護者に連絡したりするようにしましょう。
まとめてみると、
1、 高校生だけで夜行バスに乗ることができる
2、 親の同意だけでなく、同意書が必要となる場合がある
3、 高校生には学割が適用される
4、 夜行バスのルールやマナーには気を遣う必要がある
こういった感じです。
夜行バスを使えば、高校生であっても格安で長距離を移動できるので利用してみると良いでしょう。保護者なしでも夜行バスは利用できますが、不安が残るようであれば親御さんと一緒にまずは乗ってみると良いかもしれませんね。
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