夜行バスを予約したけれど、予定していた夜行バスには乗れなくなってしまった…そういったこともあるでしょう。そんな時に気になるのがキャンセル料ですよね。まだ予約した夜行バスの日付まで何日もある場合は、「まだ決済も行われていないようだからキャンセル料は発生しないだろう」と思って予約をキャンセルする人だっているでしょう。
実は、夜行バスのキャンセル料は利用する会社によって、そのキャンセル料やいつからキャンセル料が発生するかはあらかじめ決められています。乗車の数分前だとしても無料でキャンセルできる、そんなことはほとんどありませんが、あらかじめバス会社の決めたルールを理解しておく必要があります。
今回は、夜行バスを予約した後にキャンセル料が発生するケースとキャンセルの仕方をまとめてみました。
キャンセル料が発生してしまう場合
バス会社によってルールは変わってきますが、夜行バスの予約をした後にキャンセル料を払わなければいけない場合はどんな時なのでしょうか。
・夜行バスが運行する当日のキャンセル
・出発時間を過ぎた後のキャンセル
・予約人数が減る
こういった場合はキャンセル料が多く発生します。もちろん夜行バスの運行日や出発時間を過ぎてからのキャンセルは、チケットの値段を全額払わなければいけないこともありますし、たとえお金が未入金であったり、クレジットカードの決済がされていなかったりしても、連絡が来たり、自動的にキャンセル料を払う仕組みになったりすることもあります。
またまだキャンセルができる段階であっても運行までの日数が迫っていれば、チケットの30％、半額などのキャンセル料が取られることもあります。
キャンセル料が発生しない場合
あらかじめ予約した夜行バスに乗れない場合、キャンセル料が発生しないようにすることもできます。
・日付、時間を変更する
・予約人数を増やす
・キャンセル料無料のチケットを申し込む
今回乗ることができないのであれば、翌週に予約を変更して夜行バス自体に乗るようにすることで、キャンセル料を払わないで、次の機会にチケットを取っておくことができます。もちろん何度も変更ができなかったり、変更できたとしても運行の数日前に変更しなければいけなかったりバス会社によってルールは変わってきます。早割りなど特別な割引のついたチケットを購入していた場合は、予約変更ができなかったり、キャンセルはできず全額払わなければいけなかったりすることもあるので、そんなときは諦めるしかないでしょう。
ネットで変更やキャンセルを行う
予約した夜行バスに乗れない！と分かった時点で迷わずネットなどで変更やキャンセルの手続きを行いましょう。ネットでチケットを買った場合、自分が予約したサイトにログインし、変更やキャンセル画面を開き手続きを行います。早い段階で手続きをすることで、キャンセル料が発生しなかったり、キャンセル料が少なくなったりすることが多くなります。
すでにキャンセルできないチケットを予約してしまった場合やネットでは変更やキャンセルができないほど運行日や運行時間が迫っている場合は、バス会社に電話をして予約を確認してもらう必要が出てくるでしょう。
旅行者の交替の手続きを行う
夜行バスのチケットはネットで簡単に予約できるし、予約したチケットが学割など特別な割引を受けていないものであれば、他の人にチケットを譲渡してしまえばいい！そう思うかもしれません。けれどほとんどの鉄道会社でチケットに記載された人しか乗車ができないこととなっているため、安易に譲渡することはやめましょう。もしも家族や友人で自分の代わりに夜行バスに乗車する人がいるのであれば、「旅行者の交換手続き」を行います。この手続きはネットの予約画面ではできない場合も多く、バス会社に問い合わせて可能となる場合がほとんどです。
手続きは乗る人の変更をするわけですから、すぐにはできない場合もあります。他の人に夜行バスに乗ってもらう、と分かった時点でできるだけすぐに「旅行者の交換手続き」を行うようにしましょう。
まとめてみると、
1、 夜行バスの運行日が迫っているとキャンセル料が発生してしまう
2、 予約変更やキャンセルを期日までに行うことでキャンセル料は払わなくていい
3、 ネットで簡単に手続きをすることができる
4、 「旅行者交換手続き」と行い、自分以外の人に夜行バスに乗ってもらう
こういった感じです。
もう、一度買ってしまった夜行バスのチケットはキャンセルできない…そんなふうに諦めてしまうのではなく、自分のできることをやって、少しでもキャンセル料を減らしたいものですね。チケットを購入してから後悔しないためにも、まずは、予定もしっかり決まっていないのに夜行バスのチケットを買ってしまうといった行動はしないように気を付けましょう!
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