電車に乗っているとついつい乗り過ごしてしまうことってありますよね。寝過ごしてしまうだけでなく、起きていてもゲームや読書に夢中になっているとついつい降りたい駅で降りられなかった…そんな残念な経験をしたことがある人も多いはず。
私もよく友人や家族などとおしゃべりに夢中になっていて電車を数駅乗り過ごしてしまうことがあります。「あ、やってしまった!」と慌てて下車するのですが、乗り過ごしほど悔しいものはないですよね。
そして、乗り過ごしに気がついて慌てて他の駅で降りたり、終点まで行ってしまったり….そんな時に気になるのが乗り過ごしてしまった時には追加料金でお金を払わなければいけないのかということでしょう。ほとんどの人が反対の方面に向かう電車に乗り直し、乗り過ごしてしまった分を戻ると思います。けれど実際のところはそんなことをしても良いのでしょうか。
今回は、電車を乗り過ごしてしまった時には追加で料金を払わなければいけないのか、乗り過ごしてしまったらどうしたらいいのかをまとめてみました。
誤乗した分だけ折り返そう
電車で乗り過ごしてしまった場合は「誤乗してしまった」と言えるのです。定期や切符で電車に乗り、決まった駅で降りなければいけなかったのに、なんらかの理由で降りられなかったという場合です。
そういった際にはわざわざ追加料金を支払いに行く必要はありません。乗り過ごしてしまった駅を、反対の電車にのって折り返しましょう。もちろん駅の職員の方に何か聞かれた場合などは正直に乗り過ごしてしまったから戻りたい、という気持ちを伝えましょう。
正直に誤乗してしまったと申告すれば、駅の職員の方にも折り返すためにはどの電車に乗ればいいのか指示してもらえるはずです。また切符や定期には乗り越してしまった記録は残らないため何の問題もありません。
始発まで待たせてもらう
電車を乗り過ごしてしまうのは、疲れがたまっている時やお酒をたくさん飲んだ時など深い眠りに落ちやすい状態の時が多いという人もあるでしょう。そんなときにやってしまうのが、終電に乗ったのに、終点駅まで乗り過ごしてしまった場合です。そうなってしまったらもう折り返すこともできず困ってしまいますよね。
そんな時には、駅の職員の方が終電で使われた電車を見回る時に、声をかけてくれるはずです。始発の時間を聞き、電車の中か駅構内で待たせてもらうことができないか聞いてみましょう。数時間のうちに始発が始まることがほとんどで優しい駅の職員の方であれば、待たせてくれることもあるでしょう。
もちろん駅によっては、駅構内や電車から完全に乗客を出さなければいけない、という場合もあるため、その時は乗り過ごしてしまった駅分の追加料金を払い、駅から一旦出るようにしましょう。
下車する場合は改札を通る前に精算しよう
乗り過ごしが分かり、折り返すことなく、その駅で下車する場合には追加料金を払うために、切符や定期を精算する必要があります。
・下車する前に精算機に切符や定期を入れる
・改札横にいる駅の職員の方に精算したい旨を伝える
こういった方法があります。
通常の切符や定期で乗り越してしまった場合には精算機を使えば問題なく追加料金を払うことができるはずです。精算せずに改札を通ろうとしまうと、「ピンポン!」など音が鳴って改札は通ることができません。
乗り過ごさないためにできること
電車の乗り過ごしは、折り返すのも面倒くさいし、乗り過ごした駅で追加料金を払うことになるのも嫌ですよね。乗り過ごしを何としても避けたい人は、徹底的にあらかじめ対策を取っておくと良いでしょう。
・イヤホンをして目覚まし時計機能でアラームをかける
・携帯アプリを利用し、下車時間を通知してもらう
・座席には座らず、立っている
・終電よりも数本前の電車に乗り、気持ちにも体力的にも余裕を持っておく
こちらが私のおすすめです。
疲れているから少しでも電車の中で休みたい、眠りたい、という人はイヤホンをつけて、他の人には分からない方法でアラームをかけておくとスムーズに起きて下車ができるはずです。
ちなみに私もよくアラームを使っていますが、アラームを設定する手間しかかからずに、確実に乗り過ごしを防げるようになったので面倒くさがり屋の人にも是非試してほしいです。
他の人と一緒に電車に乗る場合でも、ドアの近くで立っていれば乗り過ごす前に、自分の降りる駅が来たことにぱっと気が付け、乗り過ごし防止になるはずです。
まとめ
- 折り返して下車したい駅に戻る
- 終電で乗り過ごしてしまったら始発が出るまで待つ
- 乗り過ごした駅で下車する場合は必ず清算を行う
- 乗り過ごしはちょっとした工夫で防止する
こういったところです。
日頃からよく電車を利用しているのであれば乗り過ごした時にどう対処すればいいのか、どんな時に精算が必要なのかも知っておいて損はないでしょう。実際に乗り過ごしてしまった時には落ち着いて対処したいものですね。
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