暑い時期や疲れている時など電車で飲み物を飲みたくなる人もいるでしょう。「ビールも飲めるなら飲みたい!」そんなふうに思う人も多いはず。
駅の売店ではビールやおつまみも売っているし、車内で飲んでも大丈夫!と思う人がいる一方、電車でビールを飲むのは非常識!と思っている人もいます。実際に電車の中でビールを飲んでいる人はあまり見かけないし、飲酒ルールや飲食マナーに迷ってしまいますよね。
今回は、電車でビールは飲んでも良いのか、ルールやマナーをまとめてみました。
電車でビールは非常識?
実は、電車でビールを飲むことを非常識だと感じている人は多く、そのせいもあり、売店でお酒やおつまみが売られていても、実際に車内で飲んでいる人は少ないのかもしれません。
・ビールの臭いが迷惑をかける
・酔っ払ってはいけない
・ビールをこぼす危険がある
・子供に悪影響
このような理由から非常識だと感じる人が多いものなのです。
ちなみに私も、電車の中でお酒を飲んでいる人を見ると、「からまれてしまいそうで怖い」、「臭いが嫌」こんな不快感を持つことがあります。もちろん酔っ払っていなくても、電車で宴会のように複数人がお酒を飲んでいたら、場違いに感じてしまうでしょう。
ビール以外の飲食も気を付けよう
電車の中で非常識だと感じられてしまうのはビールだけでなく、実は飲食全般なのです。
臭いがや食べる音が気になるハンバーガーやポテトなどのファーストフードやピザ。
こぼれる可能性のある蓋のない飲み物、こういったものの飲食は不快に感じる人も多いものです。
・飲食は駅構内のベンチで済ませる
・飴やチョコなどの小さな物以外は食べない
・飲み物は蓋が閉まる物にする
・赤ちゃんなど小さな子供のおやつだけにする
鉄道会社の方では明確な飲食ルールは決められていませんが、こういったことをマナーとして電車の中で飲食している人が多いようです。またどんな小さな飲食物でもゴミや食べかすは落とさないようにしたり、自分でゴミを持ち帰るようにしたりすることも最低限のマナーのひとつです。
私も電車の中で飲食をしたくなってしまうことがたまにあります。そんな時にはペットボトルに入った甘い飲み物を飲んだり、チョコなど満足感があるものをつまんだりするようにしています。
駅構内での飲食マナー
電車の中では控えた方がトラブルを避けられるビールなどの飲食ですが、もちろん駅構内では飲食をしてもOKです。食べてもいいのは、持参した物以外にも駅の売店で売っている物などです。飲食する場合には、できるだけベンチに座って食べ、立ち歩いて食べたり、階段に座って飲食したりすることはやめましょう。
またおすすめは、駅構内の飲食店で食べることです。大きな駅ではビールを販売しているところも多く、電車に乗るのにビールが飲みたくなってしまったら、1杯飲んでから電車に乗ると良いでしょう。飲食店目当てで途中下車してビールを楽しむのもいいですね!
駅構内ではゴミ箱がある場合は、飲食物のゴミや食べ残しはそこに捨て、ベンチに置いたままにしたり、線路に投げ捨てたりすることは絶対にNGです。またトイレのゴミ箱に飲食物のゴミを捨ててしまうと、すぐに一杯になってしまうので、持ち帰るようにするといいでしょう。
新幹線や特別電車での飲食
通勤・通学などで利用客も多い通勤電車、快速電車などではビールはもとより、飲食は控えた方がいいですが、もちろん新幹線や特別電車での飲食は楽しむことができます。新幹線など座席が確保できていて、ドリンク置きやテーブルがついている場合は、ビールやおつまみを楽しんでも、お弁当を食べても、嫌がる人はいないでしょう。
また鉄道会社によっては夏の時期などに、納涼ビール電車、ビールイベントが行われる路面電車などがあります。浴衣を着て楽しめたり、大人数で飲み会ができたりする楽しいイベントが多くあるので探してみましょう。
特別電車となるため移動に使うというよりも、電車の中でビールを楽しむことが趣旨となるため、普段体験できないことをしてみたい、どうしてもビールを電車で飲みたい、という人は利用してみるといいでしょう!
新幹線でもビールイベントの開催される特別電車でも、ビールを楽しんでも泥酔してしまったり、他の乗客の方に迷惑をかけてしまったりすることはNGです!また電車の中では揺れがあるため、お酒を飲むと普段よりも気持ち悪くなりやすくなってしまうこともあるので、気を付けましょう。
まとめてみると、
- 電車内でのビールは控えた方がいい
- ビール以外の飲食も最低限のマナーは守る
- 駅構内では飲食してもOK
- 新幹線や特別電車に乗ってビールを楽しもう
こういった感じです。
ビールはお酒なので通勤電車などでは控え、新幹線など飲食をしても周りの人が気にしない電車で楽しみましょう。マナーを守ってビールを飲めば、ビールの味もより美味しくなりそうですね。
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