唐突ですが、みなさんはどんなチョコレートがお好きですか?
チョコレートだけをシンプルに食べるのも美味しいですが、例えばクッキーやオレンジピールにチョコレートをコーティングしたものも美味しいです。
変わり種では、「柿の種」にチョコレートをコーティングしたもの、ポテトチップスにチョコレートをかけたものなど、塩味と甘味のコラボレーションが意外と美味しくて、ハマる人が続出しています。
ちょっと高級感を出したいときには、ガナッシュなどをチョコレートでコーティングしたトリュフも良いですね。
チョコレートの有名店では、ショーケースの中に1粒数百円のチョコレートがずらっと並んでいて、お仕事帰りのOLさんたちが自分へのご褒美♪なんて楽しみながら買っていく光景が目に浮かびます。まるで宝石のような扱いです。
このように、チョコレートの楽しみ方には際限がありません。
ただ、ひとつだけ共通して言えることは、チョコレートを使うお菓子を作りたい時には、「チョコレートを溶かす」という工程が必要になってくる、ということです。
中にはチョコチップクッキーのように、チョコレートをそのまま生地に練り込んで焼いてしまうものもありますが、それは一旦、横にどけておいて下さい。
普通に食べても美味しいチョコレートを、さらに美味しく楽しむため、「テンパリング」をすることをおススメします。チョコレートの温度を管理しながら溶かす作業のことを言います。光沢があり見た目にもキレイで、かつ口当たりのなめらかな美味しいチョコレートにするために必要な工程です。
「テンパリング」の方法も、何パターンかあります。刻んだチョコレートの入ったボールを湯煎にかけ、その後、冷水の入った容器で冷やす、という方法。身近にある道具だけでできるので、わりと手軽に始められるメリットがあります。
次に電子レンジを使用する方法。一気に過熱すると焦げ付いたりしてしまうので、様子を見ながら少しずつ加熱し、かき混ぜ、を繰り返すのがポイントです。
もうひとつが、大理石の台(プレート)を使用するものです。溶かしたチョコレートを大理石の上に広げ、パレットナイフを使って伸ばしたり、中央に寄せたりしながら、ゆっくりと温度を下げていくやり方です。
パレットナイフにかかってくる、チョコレートの粘り気などを感じながらの手法になりますので、なんとなくハードルが高そうなイメージがあります
ただ、インターネットで「チョコレート/テンパリング」で検索してみると、例えばYOU TUBEのような動画サイトに、テンパリングをしている動画がアップされています。
それが、意外と(?)楽しそうです。プロのパティシエさんだからなのかもしれませんが、テンポよくリズミカルにチョコレートを広げたり集めたりする光景は、眺めていてワクワクしてきます。
これは個人的な感想なのですが、「可愛く楽しむお菓子作り
というより、むしろDIYに近い感覚なのではないか?そんな気がしました。
もしかしたら、男性のほうがハマってしまうかもしれません。
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