日頃からよく電車に乗っていれば、よく行く場所までの切符の値段を把握していることもあるでしょう。けれどあまり行ったことのない場所まで行く際には、どれぐらいの値段がかかるのか見当もつかない!という人も多いはず。特に、子供料金対象者である子供を電車に乗せるためにお金を持たせるとき、「できれば切符にかかるお金だけを渡しておきたい」そんな親御さんもいるはずです。そしてそんな時にははっきりと、電車の子供料金がどれぐらいかかるのか知りたくなりますよね。実は、電車の料金は大人料金だけでなく、子供料金も簡単に知ることができるものなのです。今回は、電車の子供料金の確認方法とおすすめのサイトについてまとめてみました。
大人料金しか分からないことが多い
実は電車の子供料金を検索しようと、ネットなどを見ても、大人料金しか分からないことも多いものなのです。乗車案内で経路を入力し、いくらかかるか検索結果で分かっても、それは大人料金です。圧倒的に大人の利用者が多い電車…それは仕方がないことなのかもしれません。けれど子供料金がはっきりと分かることで、子供に料金ぴったりのお金を渡すことができるし、余ったお金をコンビニなどで使い込まないように対策もできるし、分かったら本当に便利ですよね。
例えば、大手検索サイトを使っても、分かるのは大人料金のみ、定期の場合は大学生、高校生、中学生の学割定期の金額ぐらいしか分かりません。いくら検索したとしても小学生が対象となる子供料金の表示は出てこないのです。そんな状況ではいったいどうやって調べればいいのか途方にくれてしまいますよね。
駅に行って直接確認
電車の子供料金を知りたい、正確に金額を把握しておきたい…そんな場合には、駅に行って直接確認してみましょう。
・駅員の方に尋ねる
・改札機の近くや上部に貼られた料金表を見る
・鉄道会社が用意している、路線図に料金表示がある紙をもらう
そういったことができるでしょう。
駅が混んでいる時間は、駅員の方がなかなか捕まらないかもしれないため、はっきりと料金を知りたい際には、改札機のそばに表示されている料金表を自分で見て確認することが速くて確実です。
また子供自身に見方を教えれば、どこの駅まで行って、値段はいくらなのかが分かるようになるかもしれません。そうしたら、子供料金の切符を子供自身が購入することも可能になりますね。また子供料金の定期を利用する際は、JRであれば定期を作る際にお世話になるみどりの窓口へ、それ以外の鉄道会社でも定期を発行してくれる窓口で、経路と区間、定期の期間を伝え、子供料金の定期の値段を教えてもらいましょう。
大人料金の半額にする
あらゆる検索サイトや料金表示が大人料金のみであるのには他にも理由があります。それは、子供料金は基本的に大人料金を半額にすれば割り出せるものだからです。
・大人料金を2で割る
・10円未満の端数はJRの場合は切り捨てる
・10円未満の端数をJR以外は切り上げる
これだけで子供料金がはっきりと分かるのです。
10円未満の端数は鉄道会社によって切り上げる場合、切り下げる場合があるので、そこはしっかりと鉄道会社の料金ルールに従うようにします。ICカードで全額支払う場合には、子供料金が適用されるSuicaやパスモなどのICカードを購入すれば、自動的に子供料金で切符の支払いをすることができます。電車だけでなく、バスの子供料金も同じように割り出すことが可能です。
こんなふうに大人料金の半額が子供料金となるため、基本的に子供料金表示は少なく、子供料金専用の検索サイトも作られないのでしょう。
鉄道会社のホームページを活用
もちろん大人料金が正確に分からなければ、計算して子供料金を出すこともできないですよね。そんなときに覚えておきたいのが便利な検索サイトです。おすすめは各鉄道会社のホームページを活用することです。例えば、JRであれば経路を入力し、検索エンジンにかけると、切符の大人料金の表示がすぐに出てきます。その金額をもとに子供料金を割り出せば、自宅や外出先で、目的地までの切符の料金があらかじめ確認できますよね。
また鉄道会社のホームページには、通勤電車の料金だけでなく、駅構内に立ち入るために必要な見送り料金、子供料金が適用されないグリーン車や特別列車の値段なども表示されています。通勤電車以外の電車を利用する時や駅に入りたい時にも鉄道会社のホームページを確認してから行けば安心ですよね。
まとめてみると、
- 電車の子供料金は検索サイト、表示はあまりない
- 駅に直接行き値段を確認するのが確実
- 大人料金を検索し、それを半分に割ると子供料金になる
- 鉄道会社のホームページを活用すると便利
こんな感じです。
基本的に電車の子供料金は大人料金の半額になる!ということを覚えておけば、お奈々料金を調べれば、子供料金もすぐに分かるはずです。正確な子供料金を調べ、子供にお金を渡す時、子供自身が切符を購入する時などに役立ててあげられるといいですね。
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