50代からの起業!シニア起業のメリット・デメリット

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50代で第2の生活をしようと一念発起をされる方も少なくはありません。
その一つの形として「起業」を選ばれる方もいらっしゃるかと思います。

今回は、50代からの起業(シニア起業)について説明して行きます。

なぜそもそも50代から起業をするという選択肢を選ぶのか?

日本では定年という制度があり、それが一種の動機に繋がっています。
定年は一般的に60歳と定められていて、延長をするとしても65歳までなど体は元気なのに雇用してもらえないといった状況があります。そうなる前に、早期退職して自分で定年を決められるといったこともあります。また、今までは雇われていて仕事を自分の裁量で出来なかったものの、これから自分の力量でやりたい事業や技術を試すことが出来るといったやりがいも増してきます。

高齢(化)社会に入り、健康寿命も長くなってきたにも関わらず、働ける年齢に限りがある。
70歳まで引き上げられる可能性などもニュースで度々報道されていますが、まだまだ先ではあるようです。

もちろん、今働いている会社が自分にとても合っていたらそのまま長く働こうと思うかもしれませんが、定年後は年齢を重ねるごとに条件も厳しくなってしまう会社も出てくるでしょう。

50代からの起業についてのメリット・デメリット

シニア起業と若い世代の方々たちのベンチャー起業の違いは、お金よりもやりたいことや社会貢献を重視することや、事業を拡大するよりも地域に根ざすなどの地に足つけて事業をするといった特徴があります。今まで、会社で培ってきた技術や能力を独立して社会や地域に還元するといった理念のもとで起業をするといった決断をする方も多いです。

また、今は高齢(化)社会で会社の社長や経営者が高齢のために事業を退いて、子どもが継がない場合、事業承継できないことになり、普通は会社をたたまなければいけないですが、50代の比較的ベテランの方が継いでくれるとなるとどちらもWinーWinの関係が構築されることもあります。しかし、前の社長のしがらみがあったり、ずっと働いている社員の方達と新参者の経営者である自分とのおりが合うかどうかは新しく入ってきた経営者の腕の見せ所になりそうです。

日本経済新聞の調べでは、中小企業の廃業が後継者難から会社をたたむケースが増えていて、中小企業の中では「後継未定」127万社も存在しているというデータがあります。その5割が経営的に黒字だというのにも関わらず、廃業に追い込まれているという新しく起業するよりかは、後継者となる方が現実味があるように思われます。

まとめ

このように、今までは起業となると、ましてや50代ともなると一気にハードルが高いですが、事業を後継することも起業という選択肢の一つです。中小「後継未定」127万社も存在しているというデータがあるように、今は経営者不足であります。その事業を継いで、また自分のしたいことである事業も改革して自分色に染められるというメリットもたくさんあります。50代だから何も事業を開始できない、定年するしかないといったことではありません。また、資金面でも若い方に比べると経済的にも余裕がある可能性が高いのも起業への追い風となります。皆さんも、ぜひキャリア設計の参考にしてみてはいかがでしょうか?

使われない人生、第二の人生・・・。これからがほんとうの意味での人生の幕開けです。
自分のやりたかったことにチャレンジできるのも、この年令になったからこそですよね!

 

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