お家でダニが大量発生してしまうと、人間だけでなく、一緒に住んでいるペットまでダニ被害に遭ってしまいます。実は犬や猫などの毛のあるペットは一度ダニが寄生してしまうと、いくら治療しても治らない、なんども動物病院に行かなければいけない…そんな状況に陥ってしまうこともあるのです！
ペットたちと快適に暮らしたいのであれば、やはり徹底してペットの使う部屋をきれいにしておく必要があります。普段の掃除機掃除や拭き掃除、衣類の洗濯に加え、普段からやっておくべきダニ駆除方法は色々あります。
今回は、ペットの使う部屋のおすすめのダニ駆除方法を紹介します。
ペットを室内で飼っている場合、リビングだけなどペットの行動範囲を決めておくのはなかなか難しいですよね。中にはベビーベッドのある部屋には入れない、など部屋を限定している飼い主さんもいるでしょう。
ペットのいる部屋のダニ駆除をしようとすると、結局至ることころを繰り返しダニスプレーすると良いでしょう。強力な殺虫剤が入ったものだと、ペットが舐めてしまった時に体調不良がおこってしまうこともあるので、ペットショップやホームセンターで購入できるペット用のものを使いましょう。
ペット用のダニスプレーは畳、カーペット、家具の隙間、カーテン、ソファ、布団などダニが潜みそうな場所にかけるようにします。ペットが触れない場所にはスプレーしなくてもいい、と思ってしまうかもしれませんが、ダニはすぐに移動するので至る場所に使うようにしましょう。
ペットのダニが大量発生してしまうのがダニの寝床です。ケージにマットで敷いて寝ている場合もあると思いますが、中にはソファやベッドを寝床にしているペットもいるでしょう。
寝床で使っている布製品をこまめに洗濯するだけでなく、ペットの寝床の布の下にはダニシートを置いておきましょう。シートはできるだけ強力なダニ捕り効果のあるものを選び、寝床のサイズに合わせてシートを選びましょう。
ダニをシートに集め、ダニの死骸が散らばらないし、数か月間シートを置いたままにできるので、必要以上に掃除に時間をかけられない人にもおすすめです。
ダニシートは動かして使ってしまうとダニが本当に集まっているのか効果を実感することは難しいかもしれません。ペットが布を色々な場所に持っていてしまったり、布の噛み癖がある場合はシートを置き続けたりするのは大変かもしれませんね。
ペットのいる部屋を掃除する時に、いくらきれいにしてもいなくならないダニに悩んでしまう飼い主さんも多いはず。そんな時には年に2～3回バルサンを使用することで、一気にダニ退治をするようにしましょう。
・ペットを家から出す
・できるだけ家全体を一気にバルサンする
・掃除機と拭き掃除でダニの死骸を除去する
・1～2週間後に再度バルサンする
これがペットのいる部屋のバルサンを使ったダニ駆除のポイントです。
バルサンではダニの卵は駆除できないため、卵が羽化する1～2週間後を見計らいもう一度バルサンをすることがポイントです。ダニを一気に退治することで、人間もペットもダニ被害に遭いにくくなります。
これが私のおすすめです。
ペットがいるとダニ駆除には本当に苦労すると思いますが、複数のダニ駆除方法を組み合わせて、人間もペットも快適に過ごせる空間を維持するようにしましょう。
ただし、いくら頑張ってもダニ被害に遭ってしまう場合には、プロのダニ駆除業者に頼んだり、動物病院で相談したりしましょう。
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