50代になり、世間では中年と言われる時代、しかしながら、まだまだ自分の中では頑張れると思いつつも、体がついていかない。そういった体験をされている方も多いのかもしれません。また、基礎代謝量も加齢とともに落ちていく年代でだんだん体重も重くなっていくと、運動も今まで通りにスムーズに体を動かせなかったり、少ししか動いていないのに息切れしたりなどの症状も現れている方もいらっしゃるでしょう。そこで、今回は日ごろ運動が足りていない方向けに、日常で少しずつ運動を取り組めるようにあしたから実践できる運動トレーニングを紹介いたします。
基礎代謝量は加齢とともに下がっていくことは仕方のないことです。しかし、筋肉をつけることで基礎代謝量は上がってきます。巷ではよく、ダイエットの運動としてウォーキングやランニング、バイクなどの有酸素運動を取り入れている方が多いですが、この有酸素運動は基本的にエネルギーを消費することを目的としています。なので、筋肉をつけたいという方よりもスリムな体型を目指されている、つまりダイエットをしたい方にオススメです。しかし、50代で基礎代謝量が低下している方にとっては有酸素運動は、運動をしないとカロリーは消費されません。よって、有酸素運動よりも長期的に基礎代謝量を向上させる筋力トレーニングをすることをオススメします。
いきなりハードルの高いことを申し上げましたが、長期的に見ると有酸素運動よりも筋力トレーニングの方が効率的です。ぜひ頑張ってみてください。
筋力トレーニングをすると一言で言ってもたくさんの種類の筋力トレーニングがあります。もちろん、鍛える体の部位やどれくらいの負荷をかけるのかなど様々な選択をしなければなりません。しかし、オススメは「足」の筋肉をつけることです。なぜ「足」の筋肉をつける必要があるかというと、一つには「歩く」には必ず「足」の筋肉が必要です。歩けなくなると必ず運動量というのは下がっていきます。よって、長く歩けるためにも、また年齢が上がっても一人で介助もなく歩けるようにするには50代の今からぜひ足を鍛えてみてください。
また、二つ目には足の筋肉は全体の体の筋肉の6〜7割を占めています。よって足の筋肉を鍛えることによって基礎代謝量が効率的に上がることが言えます。そうすると、運動をしていないときにもカロリー消費が促されるため、運動をそこまで長くしなくても、痩せやすく、中年太りが改善されます。
やっぱり運動をしろと言ってもイヤイヤ運動をしても長続きしないことが多いです。これはダイエットと同じですよね!
特に、筋肉トレーニングは一人で黙々とする運動なのでなかなか持続させることが難しいです。しかし、スポーツとして運動を取り入れることで、同じスポーツ仲間が出来て、充実したワーク・ライフバランスが保てるでしょう。しかも、体も動かせるので一石二鳥ですね!特に、交流関係も広まり楽しく運動をすることで健康にもとてもいいです!
最近は、ガンなど手術しなければならない重病の方でもNK(ナチュラルキラー)細胞の活性化を行うためにも、笑うこと、生活を楽しむことが重要だという研究結果もあります。昔から「病は気から」という諺があるように、スポーツを取り入れることで楽しく、体を動かすことで健康な体を手に入れてみましょう。
以上の筋肉トレーニングや、自分の好きなスポーツを選んで体を動かしてみることを実践してみてはいかがでしょうか?
最初は、エレベーターばかりを使うのではなく階段をこまめに使うなど下半身を動かす運動をしてみることから始めてみてはいかがでしょうか?