既製品を購入するにも、自分で手作りするにも夏用マスクは布にどんなものが使われているか、ということがとても大事になります。それもそのはず、布地によって付け心地が変わり、快適さが変わってくるからです。
夏用マスクの素材選びを間違えると、汗をかきやすくなったり、マスクを着用している部分がムレて肌荒れしてしまったりする可能性があります。また長時間着用し続けることも難しくなってくるでしょう。
ちなみに私も普段使っていたマスクを夏用マスクに買い替えたことで、付け心地が快適になり、暑い日にも比較的快適にマスクが着用できるようになりました。素材を変えるだけで、こんなにもマスクの付け心地が変わるなんて驚きですよね。
そこで今回は、夏用マスクに最適な布地と快適に着用する方法についてまとめてみました。
夏におすすめのマスク布地はなんといってもアイスコットンです。アイスコットンは最近開発された素材で、綿や麻を複雑に織り、その結果付けた時にひんやりとした感覚を得られるというものです。
アイスコットンのようにアイスシルクコットンという素材もあり、さらに肌触りが優しく、さらさらとした快適な感触を味わうことができます。夏には、とにかくマスクを付けるのが辛い!そんな人はアイスコットンやアイスシルクコットンといった布地を使ったマスクを着用してみましょう。
他にも、薄く作ったガーゼマスクや表面に麻を使ったマスクなどは夏用にも涼しく着用することができます。汗をかいても、吸収性がよく、速乾性があると、長時間付け続けることができるので、選んでみましょう。
夏用マスクはどんな布地でできているかも大切ですが、色やデザインもしっかり選ぶと快適さが大幅に変わってきます。
色は熱を吸収しやすい、黒、紺、赤、緑などの濃い色は避けましょう。白、水色、薄ピンクなどの色を選ぶと、日差しが強い場所でマスクを着用したとしても、マスクが暑くなりにくくなります。ただし、色の薄い布地のマスクを着用する際には、必ずマスクで隠れている部分にも日焼け止めを塗るようにしましょう。
デザインは、平面型やプリーツ型のマスクよりも、立体型のマスクを選ぶと、顔を覆う面積が比較的に少なくなり、また口とマスクの間に隙間が出て、暑い日でも快適にマスクを着用できるようになります。
夏用マスクが暑いからといって、わざと小さめのマスクを使ったり、鼻を出して着用してしまったりすると、マスクの効果が半減してしまうので、色やデザインにもこだわり、できるだけ快適になるように工夫しましょう。
夏用マスクは着用し続けると、汗をかいて布地に臭いがついたり、汚れが付着しやすくなったりします。そのため、夏用マスクを着用する際には、マスクスプレーをかけると良いでしょう。
マスクスプレーのほとんどは消臭、消菌してくれるものです。夏はマスクを短時間使うだけでも、なんだか不快…と感じてしまうものなので、マスクスプレーをかけてから、マスクを着用するようにしてみましょう。
また、マスクを使う前や使った後に入れておく、マスクケースも夏はかかせません。マスクケースにマスクを入れておくだけで、消臭や消菌してくれるものもあるため、マスクが汚れやすい夏でも安心して再度マスクを付けることができます。
他にも、マスクを付ける時には汗が引いてからにしたり、清潔な手で付けるようにしたりすると、夏にマスクをする際の不快感が多少緩和されるでしょう。
夏用マスクは1日着用していれば、汗が染みこみ、匂いもついてしまうことが多くあります。夏場はこまめにマスクを交換し、使用した再利用可能なマスクはできるだけすぐに洗濯しましょう。
洗濯方法は、洗剤を溶かしたお湯に10分以上漬けた後、手洗いします。布や耳ゴムを傷めないように押し洗いし、その後しっかりと流しましょう。ファンデーションなどの汚れが付いてしまった場合は、台所ふきんなどを洗うための漂白剤をしようするのもおすすめです。
洗濯した後は、しっかりと乾燥させ、マスクの形を整えます。必要であればアイロンがけをしましょう。マスクは使うまでは、マスクケースか密封できる袋に入れ、使うまでは触れないようにしておきます。
たくさん洗濯することも考えて、夏用マスクは5枚ほど用意しておくと安心かもしれませんね。
こんな感じです。
夏用マスクは、布地を変えるだけで快適さがまったく変わってきます。デザインや色、マスクに合わせて使いたいアイテムにもこだわり、自分にぴったりの最高の夏用マスクを見つけたいですね!