赤くて甘いいちごは、旬の季節になると、ついつい食べたくなるフルーツの一つですよね。子供から大人までいちごが好きな人は多いと思います。
そして、そのほとんどの人が「真っ赤ないちごは美味しい」そう思っていると思います。そのため、少しでもいちごの色が変色していると、「本当に食べても大丈夫かな?」と気になってしまうでしょう。
実は私も、一見見ると赤くて美味しそうないちごなの、色が多少黒ずんでいるだけで、実は全然美味しくなく、腐っていた!なんてことを経験したことがあります。いちごの変色に気が付かないと腐ったいちごを食べてしまうといった悲しい事態になりかねません。
今回は、いちごの変色や様々ないちごの色についてまとめてみました。
いちごを購入する時に、真っ赤な色を見て、「これなら美味しいに違いない!」と判断して購入するという人は多いと思います。実際に、赤いいちごは、イチゴが熟している証拠でもあるのです。
それもそのはず、いちごの実は小さいうちから赤いわけではありません。最初は、白に近い緑で、その色がだんだんとグラデーションのように赤へと変化していくのです。実の状態も、固かったものがどんどんと柔らかくなっていきます。
そのため、スーパーなどでいちごを買う場合には、緑色の部分が少なく、できれば艶やかに真っ赤ないちごを選ぶといいでしょう。そして、パックや箱に入っているいちご全体が、同じような色に熟していると、一番旬の時にいちごを食べられていることとなるため、甘みも強いものを楽しむことができます。
そんな赤いいちごですが、緑から赤に変わった後、腐り出すと、その色が変色していきます。最初はピンクになり、そこから白カビが生えたり、黒くなったりしていきます。赤がピンクになった時点では、まだ食べられる場合もありますが、中にはすでに腐った味になり、とてもではないですが食べられる状態ではなくなっている場合もあります。
そのため、スーパーで売られているいちごがすでにピンクに変色している場合には、購入は避けておくと安心です。もしも自宅にあるいちごがピンクになってきた場合には、できるだけすぐに食べてしまうようにしましょう。
赤いいちごのピンクに傷んだ部分は、切り落とし、真っ赤な部分だけ食べることもできますが、すでにまだ変色していない部分もブニブニとし、艶がなくなっている場合には、食べることはやめておいた方が安心でしょう。
実は、いちごの変色は腐っていることを示すだけでなく、病気のしるしである場合もあるのです。いちごが病気にかかっている場合には、収穫する前のいちごであっても、いちごの色を見れば、病気に気が付くことができます。
・茎が枯れている
・いちご全体が白い粉がふいている
・葉が黄色い、穴が開いている
・実に病斑ができる
こういった変化が見られます。
実だけでなく、茎や葉の状態に目を向けてみるようにします。病気のいちごに気が付くことができないと、いちご狩りに行った際や自宅でいちごを栽培した際に、美味しくないいちごを捕り続けることとなってしまいます。そして、茎ごと腐っていってしまうので、できるだけ早く病気には気づいてあげましょう。もちろん、こういった病気のしるしが見られるいちごは、購入しないに限ります。
実は、美味しい赤い!というのは、街中で多く出回っているいちごが赤いからなのです。赤くないいちごもお店によっては、売られており最近ではピンクや白のいちごも食べることができるのです。
ピンクや白いいちごはビジュアル的に珍しいですが、味は赤いものと変わらないぐらい糖度があり、とても甘いです。珍しいいちごが食べたい、お祝いの席に紅白のいちごを並べたい、そんな欲求を満たすことができますね。また、ショートケーキやいちごパフェなどに変わった色のいちごが使われている場合もあります。
もちろんピンクや白のいちごも、腐ってくることがあり、そうなると茶色っぽくなったり、黒くなったりし、実の艶がなくなります。赤いいちごとは違う変色のいちごですが、変色し、食べられなくなってしまう前にしっかりと消費するようにしたいものですね。
こういったかんじです。
いちごは、赤からピンクになってきたら、できるだけすぐに食べるようにしましょう。それ以外にも変色や茎や葉の状態にも注意し、美味しいいちごを食べられるようにしたいものですね。