今回は、実家から離れた大学に進学するために、実家を出て一人暮らしをする学生諸君のための記事です。
やっぱり、一人暮らしって、寂しいことも不安なことも沢山ありますよね。そんな学生の心を癒してくれる身近な存在として、ペットを飼おうとする学生も、少なくはないようです。
しかし、一人暮らしでペットを飼うのって、なかなか大変なんです。ペットだって一つの命。責任を持って世話しなければなりません。 そこで、今回は、大学生の一人暮らしに合うペットや、飼う時に気をつけることについて特集していきたいと思います!
一人暮らしの大学生におススメのペットと、おススメできないペットとは?
一人暮らしの大学生活は、意外と多忙です。家事などは自分でやらなければいけませんし、まともに卒業しようと思ったら勉強も必要、サークルや飲み会、それにアルバイトをする人もいるでしょう。全部やるとなると結構大変ですし、ペットにかける時間がたくさんあると思ったら大間違いです。それでも、癒しや温もりを感じたくてペットを飼いたいという人のために、おススメのペットとそうでないペットを紹介します。
まずおススメなのは、「うさぎ」です。ふわふわのモフモフで可愛らしいのはもちろんのこと、ケージの中で飼うことができるので家を汚される心配もありませんし、知能もそこそこ高く、トイレも覚えますし懐いてくれます。餌も、野菜などでいいので安上がりです。尿がめちゃくちゃ臭うことを除けば、とても飼いやすい動物です。
次に紹介するのは、「小鳥」です。インコや文鳥などは、ケージも小さくて場所を取らないので、小さなアパートなどでも買えるのがメリットです。しかし、トイレの躾ができないこと、懐くか懐かないかで個体差が大きいこと(これは全ての生き物に言えますが)、ケージから出すといたずらで家の小物などをボロボロにしてしまうこと、鳴き声がうるさい個体がいることなど、デメリットも多いので、飼う時は十分注意しましょう。
変わり種でおススメなのは、「亀」!温もり、という点ではウサギなどには劣りますが、のそのそ歩く姿は癒されますし、餌代も安く済みます。しかし、長生きする生き物なので、その後の人生も亀とともに過ごせるかをよく考えましょう。
またまたこれも変わり種ですが、「トカゲや蛇などの爬虫類」もおススメです。飼いやすいのは、ヤモリの一種、「ヒョウモントカゲモドキ」など。トイレも覚えてくれますし、肩に乗せたり手をペロペロしてくれたりと表情豊かでカワイイです。臭いもありません。ただし、餌が虫のことが多いので、虫嫌いな人にはおススメできません。
最後におススメするのが、「熱帯魚」です。水槽は部屋のインテリアにもなりオシャレです。ただ、水槽の掃除、温度管理などをこまめにやらないと、すぐに弱って死んでしまします。餌をあげるだけだと思ったら大間違いです。学生なら、魚よりタフな上可愛らしい「ウーパールーパー」が飼いやすいかも。
ここまで飼いやすい生き物について紹介してきましたが、反対に、飼いにくい、やめておいた方がいい生き物も紹介していきましょう。
まず、うさぎに似ていても飼いにくいのが、「モルモット」。確かにふわふわで可愛らしいですが、フンの量が半端ないです。こまめにトイレ掃除しないと大変なことになります。トイレは覚えてくれません。よほど上手に世話しないと持て余します。
次に紹介するのは、「ハムスター」。小さくて可愛らしいですが、臭いがきついのと、人間にはあまり懐きません。あと、夜行性なので、夜中に回し車をカラカラやり始めたりしてうるさいです。さらに寿命も1~2年と短いです。
そして、メジャーではあるものの絶対飼っていけないのが、「犬」!毎日の散歩は結構面倒ですし、餌や予防接種などにかかるお金も馬鹿になりません。吠えてご近所トラブルにもなりかねません。学生の一人暮らしにはとにかく向かない生き物です。
最後に紹介するのは、「猫」!いたるところ爪を研ぐので家中ボロボロになる上、粗相をする個体もいますし、毛玉も吐くし、餌代や病院への通院などお金がかかります。
こう見ると、どの生き物にもメリット、デメリットがありますね。
一人暮らしの大学生がペットを飼う上での注意点
ペットを飼うのは、そんなに楽な話ではありません。お金も手間も必要になります。生半可な気持ちでは、飼う生き物を幸せにはできません。
そこで、この項では、一人暮らしの大学生がペットを飼う時の注意点について説明します。
まず気をつけるのが、暮らす物件が「ペット可」であるかということ。ペット不可の物件で、「ばれなきゃいいや」なんて気持ちでペットを飼ったら、見つかったときに「知らなかった」では済まされません。最悪、物件からの退去や、ペットを手放すことを命じられます。それでペットを捨てたりなどしたら目も当てられません。
次に、「ペットを飼うことを家族や友人に周知すること」を心掛けてください。どうしても忙しくてペットの面倒が見れない時や、実家に帰省する時に、ペットを預かってもらったり、実家に連れていくのを許可してもらうことができます。
そして、考慮しなければならないのは、「ペットの寿命」です。生き物の種類によっては、大学を卒業したあともずっと生きる、長生きな子もいます。そういうペットを飼う時、大学を卒業した後も人生を共にできるのか…ぞれを、ペットの寿命と照らし合わせて考えてください。また、ペットが長生きするとお世話になりがちな動物病院や薬などの費用は馬鹿にならないことも念頭においてください。
まとめ
いかがでしたか?
ペットと言っても、人間と同じ命です。命を預かる以上、責任は付きまといます。
私個人としては、多忙でお金に余裕もない大学生がペットを飼うのは、難しいと思うし反対です。ペットは贅沢品だとも思っています。
それでも飼いたい、責任を取れる、という人は、寿命までしっかりペットの面倒を見て、大切にしてあげてください。それが、飼い主の義務だと思います。