犬が蚊に刺されてしまうと、痒くなってしまうのではないか、変な病気に感染してしまうのではないか…そんなふうに心配になってしまいますよね!けれどどんなふうに蚊対策をしてあげればいいのか分からないという人も多いはず。
実は犬も蚊に刺されてしまうと皮膚に痒みを感じたり、感染症になってしまったりする可能性もあり、蚊対策はしなければいけないのです!特に顔やお腹など皮膚が柔らかい部分を刺されてしまうと痒みを感じやすいようです。
今回は犬に蚊取り線香は使っても良いのか、どうしたら犬を飼から守れるのかをまとめてみました。
蚊取り線香は煙と独特な匂いのある製品ですが、犬に使ってもまったく有害ではありません!そもそも蚊取り線香は蚊のような小さな虫を追い払うことはできますが、人間や犬などには人体的害はない製品なのです!
ただし犬を屋外で飼っている場合には、
・蚊取り線香を数か所に設置する
・煙が犬に近すぎないように気を付ける
こういったポイントを守る必要があります!
また室内で使う場合は、蚊の通り道となる窓やドアの前に蚊取り線香を設置します!蚊取り線香は煙が届く範囲の蚊を追い払うものなので、動き回る犬を追うように使うことは無理なのです。
よく動く犬の蚊対策では、蚊取り線香だけでなく犬用虫よけスプレーも効果的です。虫よけスプレーは必ず犬用を使い肌や毛が荒れてしまわないようにしましょう!
使い方は、
・散歩や屋外に長時間過ごす前にスプレーをかける
・首輪や犬の身に着けている衣類にかける
・寝ている場合マットや周辺に吹きかける
これだけです!
ポイントは犬に直接かけず身に着けている物にスプレーをかけることです。犬用の虫よけスプレーは香りの強いものも多いので消臭効果も期待できます。
肌に直接かけられる安全なものを使いたいという場合には、シトロネラやユーカリのオーガニックエッセンシャルオイル、無水エタノール、精製水をスプレーボトルに入れて手作りしてあげるのもおすすめです!もちろんエッセンシャルオイルを肌につけても犬に異常がないかはチェックしてあげましょうね。
手作り虫よけスプレーと同様、安全安心に犬の蚊対策ができるのが、植物やハーブを使うことです!
犬がよく屋外で遊んでいる、犬小屋が庭にある場合などは、ミント、バジル、ゼラニウム、ローズマリー、ユーカリ、クローブ、といった植物を植えておきましょう!植物の高さが低くても犬にはちょうどよく、犬が直接触れていなくても蚊が寄ってこなくなります。
また家で育てたハーブをポプリにして室内に下げておけば部屋の中に植物を置けなくても犬を飼から守ってあげることもできます!もちろん室内ではハーブのオイルを焚いてあげるのも蚊をよける効果があります。
ハーブは香りも良いので、一緒に犬と生活する人間もリラックスして蚊対策ができるので、蚊取り線香や犬用の虫よけスプレーの匂いが苦手な人でも使えるはずです。
こちらが私のおすすめです。
蚊取り線香も害がないと分かれば、犬の蚊対策はしやすくなりますね。虫よけスプレーやハーブなどの植物も取り入れ、犬が蚊に刺されてしまうことがないように工夫してあげましょう。
ただし、いくら蚊対策をしても犬が蚊に刺されてしまう場合には、獣医さんに相談してみたり、家に蚊が繁殖しやすい環境がないかチェックしたりしてみましょうね。