私の大学では英語に補講にでたら、英語の成績がちょっと上がる、というシステムがありました。
実際、夏休みを返上して何回か出た事があります。
授業ではなく、「英語の映画をみる」と言うものでしたが、それで単位が貰えたらすごく嬉しいですよね。
では、他の大学はどうなのでしょう。
私は福祉系大学だったのですが「メディア論」を夏休みを返上して1週間受けました。
もちろん朝から夕方までみっちり同じメンバー、同じ先生で受けましたが、精神的にきつかったです。
今ではもうすっかり忘れてしまいましたが、最終日はテストでもう頭がぼんやりしていたのを覚えています。
基本的にどの大学にも祝日があります。
ゴールデンウィークも何日か削って授業を行う大学もあります。
文部科学省によると
・単位を認めるには15回以上授業をやらないといけない
・授業が15回以下の場合は補講やレポートの提出で調整し15回以上にする
となっています。
祝日に授業をやるのは、15回以上の授業にならず補うために土曜や祝日にやるようです。
大学によっては祝日に授業を行わない代わりに課題が出る大学もあります。
また、不景気を解消しようと3日連続になるので祝日に授業を行う大学が増えました。
この制度で月曜が休みになり、更に授業数が規定の15回もできなくなってしまいました。
なので、月曜も授業をする大学が増えました。
母は私と違い、国公立だったので、きいてみました。
すると「祝日に授業はなかったよ」といっていました。
それは今でも同じようで、土日も休みのようです。
私立は授業の取り方にもよりますが、祝日に授業をしたり、土曜が休みではないことがあります。
と、いっても集中講義のとき以外土曜に大学に行ったくらいです。
また、祝日に授業を行う大学は事前に平常授業になる日がきまっているようです。
・昭和の日(4月29日)
・子供の日(5月5日)
・振替休日
・秋分の日(9月後半)
・体育の日(10月の第2月曜日)
・勤労感謝の日(11月23日)
これはあくまでも例なので大学ごとに違います。
大学のホームページを見ればどの日が祝日に授業があるかかいてあるので確認しましょう。
では、なぜ私立大学は祝日でも授業で国公立大学は授業をしないのでしょうか。
それにはゆとり教育が大きく関係しています。
今から20年前の学校は土日が休みということはなかったです。
大学も土曜の昼頃まで授業がありました。
しかしゆとり教育になって週休2日になる大学が多くなりました。
週1の休みから週2のやすみになったのでカリキュラムがこなせなかったり、15回以上の授業をやるのがむずかしくなってきました。
そのため国公立大学は本当は試験期間だったころを講義の時間にしました。
試験期間が遅れたので夏休みや冬休みが私立大学に比べると期間が短くなります。
なので、国公立大学は祝日に授業をすることはありません。
しかし、私立大学はただでさえ土曜が休みなのに休日も休んでしまうとカリキュラムが終わらないので祝日も授業をやるようになりました。
そのかわり、国公立より夏休みや春休みは長くなります。
私の元彼が国立でしたが、夏休みは10月末まであったようなきがしますが・・・・。
また、高い学費を払ってもらっているのに急に土曜休みの週休2日にはできませんでした。
そのためあまり多くはありませんがそのまま土曜も授業をやる私立大学があります。
私立大学は祝日に授業をする大学多く、国公立大学は祝日に授業をやる大学は少ないということですね。
本当は国公立にいきたかったのですが、私が高校1年のとき病気になったのであきらめました。
両親は「私立でもいいよ」とはいってくれたものの、子供としては情けなくしかも母が国公立だったので劣等感もあります。
今は時間を見つけて高校の数学と英語の勉強をしています。
凄く楽しくて解らなくても、思い出して問題を解くのはとても楽しいです。