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中学生は一人で夜行バスに乗れるのか?夜行バス旅行の注意点!

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中学生。思春期真っ盛りのこの年頃になれば、家族との旅行だけではなく、友達と一緒にだったり、あるいは自分一人で旅行に出かけたくなるものです。実際、私もそうやって感じる一人でした。ただ、私の家庭は厳しく過保護だったので、夜行バスどころか遊びに行くことすら制限されていましたが。

それはさておき、今回は、そんな独立心溢れる少年少女諸君のため、夜行バスに中学生が乗れるのか、そして中学生の旅行の注意点などを紹介していこうと思います。ちゃんと準備して、素敵な思い出を作っちゃいましょう!

中学生は夜行バスに乗れるかについて

まずは、「中学生だけで夜行バスに乗れるか」についてですが、これは、単刀直入に言うと、問題なく乗ることができます

かつて、夜の高速バスが「高速ツアーバス」という形態で運行されていた時代は、未成年者の乗車に親の同意が必要だったり、そもそも未成年者だけでの乗車は禁止されていました。

しかし、2013年に、「新高速乗り合いバス」という制度が始まってからは、ほとんどの路線で、15歳未満の未成年者でも、一人で乗ることが許されるようになったのです。これは、高速道路を走る高速バスと街を走る乗合バスが、「乗合バス」という形で一本化されたからです。

そして、この制度自体が、高速バスの安全性を高めるため、優良企業以外の高速バス運行を制限するものなので、よほどおかしな会社を選ばなければ、安全な旅ができる可能性が高いです。

予約も、成人と何ら変わりない方法で取ることができます。

ちなみに、私の経験上でいうと、JRの運行する乗合バスがオススメです。値段は少し高めですが、どのバスにも運転手が必ず二人以上乗っていて安心感がある上、バスの設備も充実していて、座席も広く乗り心地もいいからです。また、JRの駅前のターミナルを優先して使えるところが多いので、乗り降りも楽です。

未成年者のバス乗車に同意書が必要な場合

上記のように、乗車するバスが、「乗合バス」の範疇であれば、中学生でも一人で夜行バスに乗ることができます。同意書は必要ありません。

しかし、例外が一つ。それが、「ツアーバス」として運行しているバスです。これは、「団体旅行」として扱われるため、未成年者には保護者の同伴や同意書が必要だったりします。

乗る予定のバスが、乗合バスかツアーバスかはちゃんと調べましょう。

そもそも、中学生の遠出なんて、周りの大人からすれば不安で仕方ないものです。同意書はいらなくても、必ず保護者の同意を得て計画を立てましょう。

同意書の書き方について

同意書の提出が求められている場合は、ないと乗車を拒否されてしまいます。でも、どうやって同意書を書けばいいのか、悩んでしまうと思います。そこで、この項では同意書の書き方について書いていこうと思います。

良心的なバス会社だと、WEBサイト上にテンプレートを置いてくれているところもあります。そういう場合は、テンプレートに従って書けばいいのですが、全ての会社が用意してくれているわけではありません。

でも大丈夫!高速バス用の同意書のテンプレートは、インターネット上に沢山公開されているので、書きやすいものを選んで書きましょう。

内容についてですが、「同意書」とタイトルを付けた用紙に、未成年者がバスに乗車することに同意することを記入して、作成日と未成年者の住所・氏名と、保護者の住所・氏名を書いて、保護者の印を押せば完成です。手書きでもかまいません。

あとは、バス会社の指示に従って提出しましょう。

深夜徘徊と補導について

さて、バスに乗る準備はできたものの、心配なのはバス乗り場までの道のり!遅い時間に中学生が出歩いたら、警察に補導されちゃいますよね。

補導については、各都道府県の定める青少年健全育成条例に準拠しているため、一概には言えませんが、大体の自治体では、18歳未満の若者が目的もなく出歩いていると補導の対象になるようです。

夜行バスに乗るという明確な目的があり、さらに親の同意があれば、深夜のバスターミナルやサービスエリアにいても補導されることはありません。警官に話しかけられても、同意書を見せて事情をきちんと説明すれば、取り締まられることはありません。堂々としてれば意外と何とかなるものです。

まとめ

いかがだったでしょうか。夜行バスに乗る時は、ちゃんと家族に相談して、きちんと計画を立てて乗りましょうね。夜行バスの事故は後を絶たないので、安心感のあるバス会社を選ぶことが大切です。

きちんとした下準備で、楽しい思い出を作りましょう。

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