最近では、マスクを付ける機会もずいぶん増えましたよね。気温が30度前後の日にも夏マスクを着用して、体調管理や感染症予防を徹底している人は多いはず。
けれど、実はこの夏マスク、使い続けていると肌が老化しやすくなってしまうと言われています。頑張ってマスクを付けているのに、マスクのせいで老化が進んでしまったら最悪ですよね。とくに女性の方は、いつまでも若く、きれいな肌を保ちたい、という人も多いのではないでしょうか。
ちなみに私も、夏にマスクを着用するようになってから、肌の悪い変化を感じることが多くなったような気がしています。
そこで、今回は、夏マスクによる老化を防ぐためにできることをまとめてみました。
マスクは鼻や口を覆っているだけのものなのに、どうして老化に影響がでるのだろう…と不思議に思うかもしれません。けれど、マスクを付けているだけでも、肌や体内への影響は大きく、老化を進行させる結果になってしまうこともあるのです。
例えば、
・マスクがUV加工ではないため、日光の刺激を受けてしまう
・マスクの中の汗が肌への刺激となる
・口呼吸になってしまい、十分な酸素が体を巡らない
・日焼け止めが落ちて、日焼けしてしまう
こういったことが考えられます。
長期間マスクをして夏を過ごすと、肌が老化してしまい、いつの間にか、肌がくすんだり、肌荒れがひどくなったり、皺ができたりと目に見える肌の劣化を感じるようになってしまいます。夏でもマスクを着用しないわけにはいかない現在、マスクの種類や付け方を工夫することで老化を防ぐしかありません。
肌を老化させないためには、どんな夏マスクを選べば良いのでしょうか。まずは、冬マスクと同様、肌に優しいマスクを選びましょう。とくにアレルギーや花粉症で悩んでいる人は、柔らかくて、肌触りが良いものを選ぶのがポイントです。
また、UV加工がないマスクを付けていると、マスクの生地で守られているように見える肌が日焼けしてしまう場合があります。日焼けは肌の水分を奪い、くすみや皺を促進させてしまいます。そのため、必ず、UV加工が施されているマスクを使用しましょう。
他にも、日焼け止めやファンデーションが落ちにくい夏マスクを選ぶことも大切です。マスクと口が接しにくい、立体型マスクを選ぶと、汗をかいてしまっても安心です。また商品によってはファンデーションが落ちにくい素材を使ったマスクもあるのでチェックしてみましょう。
夏にマスクを着用する際には、必ずマスクを清潔にしましょう。1回のみしか使用できないサージカルマスクを使用する場合には問題ないですが、布マスクなど再利用できるマスクを着用する場合には、必ずよく洗い装着するようにしましょう。清潔なマスクを着用することで、肌荒れを防ぎ、老化に繋がる肌への刺激を最小限に抑えることができます。
またマスクがUV加工になっている場合でも、口周りを含めて日焼け止めクリームをしっかり塗ったり、日傘をさしたりする必要があります。とくに日焼け止めクリームは、耳ゴムの触れる肌の部分は落ちやすくなるので、1日に数回塗り直すなど、日焼けしないための対策を取りましょう。
他にも、マスクを付けている部分は、乾燥しにくく、むしろムレてしまう場合が多いものです。ムレを防ぐためにも、マスクを付ける前に、汗をしっかり拭いたり、マスクを冷やして置いたりするといいでしょう。
夏マスクを取った後には、老化を防ぐためにも、できるだけすぐに肌を清潔に保ち、たっぷりと保湿をしましょう。大切なのは、肌に栄養と水分を与え、潤いを保つことです。
また体内からも老化を防ぐことはできるため、キウイやいちごなどのフルーツを食べたり、マルチビタミンなどのサプリメントを摂取したりしれ、ビタミン補給をしましょう。そうすることで、老化しやすくなった疲れた肌を、すぐに回復させることができます。
それから、マスクをすると、肌がムレてしまったり、マスクとの摩擦で顔がむくんだりしてしまいます。マスクを外して、洗顔や保湿を済ませたら、顔と首にかけてリンパマッサージをしてあげるといいでしょう。そうすると、肌の血の循環がよくなり、老化の原因ともなる疲れやむくみを取ることができます。
こういった感じです。
夏マスクを着用しているだけで、肌が老化してしまったら本当にショックですよね。肌に優しくUV加工のあるマスクを着用するとともに、スキンケアにも気を遣い、老化を防ぐようにしたいものですね!