最近マスクを使う機会も増え、「サージカルマスク」という名称を耳にする機会も増えましたよね。普段何気なくマスクを使っていると、そもそもサージカルマスクが何かよく分かっていない人やサージカルマスクの定義が分からずに使っている人など、結構いると思います。
確かに、半年前まではマスクと言えば、花粉症やインフルエンザ予防に使うもので、ドラックストアで売られているものを何気なく使っていたかもしれません。けれど、コロナウイルスの流行により、様々なマスクの種類があることが分かり、その中でもサージカルマスクは感染予防になると注目されています。
ちなみに私も、最近までサージカルマスクがどんなものなのか知らずにいました。けれど、普段からよく身に付けるものだからこそ、しっかりとどんなマスクなのか知っておきたいですよね。そこで、今回は、サージカルマスクの定義や使い方まで、サージカルマスクについて知っておきたいことについてまとめてみました。
サージカルマスクは元々医療現場などで幅広く使われてきたマスクです。不織布と言われる、大変目の細かく、微粒子までも防いでくれる素材でできたマスクで、感染症の予防や液体が付着することを防ぐために使われてきました。
例えば、ガーゼマスクは布の目が細かいですがサージカルマスクではありません。そして、サージカルマスクに比べると、感染症を予防できる効果も薄くなってきます。サージカルマスはウイルス飛沫捕集が95%以上のものをいい、売られている物の中には99%以上の数値を記載しているものもあります。ウイルスの飛沫捕集95%は異常というのは、くしゃみや咳などの際に液体が飛んだものもブロックしてくれるということです。
サージカルマスクは感染力の大変強いコロナウイルスを防ぐためには、最も使用したいマスクと言えるのです。
サージカルマスクは、まず清潔な手でマスクを一枚とり、鼻がくる位置を折ります。ゴムを耳に付け、鼻と口をしっかり隠すように上と下をひっぱり、プリーツを広げます。最後に鼻の部分に隙間ができないようにしっかり鼻の形に折ったらOKです。
マスクの耳にかける部分がゴムではなく、紐になっている場合には、頭の上の方で一か所、首の後ろで一か所、合計2か所で紐を結んで固定する必要があります。その場合も、しっかりと鼻と口を隠し、顔とマスクの間に隙間ができないように気をつけましょう。
また、サージカルマスクは比較的水分には強いマスクです。そのため、長時間使い続けることも可能です。ただ一度外したマスクは、ゴミ箱に捨て、使い捨てを基本とし使用した方が良いでしょう。
コロナウイルスの流行により、現在ではマスク不足が深刻化してしまっています。多少高額な値段を支払っても、マスクを購入したいという人がいるため、偽物のサージカルマスクも出回ってしまっています。
例えば、注意したいのが国産以外のサージカルマスクです。例えば、台湾産のサージカルマスクは現在寄贈のもののみが国内で出回っているため、販売はされていません。それなのにお店で台湾産のサージカルマスクを見かけたのであれば偽物なのではないかと疑うようにしましょう。
このように原産国には注意し、正規のルートで販売されたサージカルマスクを購入するように努めましょう。また、サージカルマスクの転売は禁止されているため、ネットショップであればサイト運営者に通報するなど、なんらかの措置を取る必要があることも念頭に置いておきましょう。
サージカルマスクは、長時間着用し続けることができますが、そうなってくるとどうしてもマスクに臭いが付いたり、花粉やウイルスなどが付着したりしてしまいます。そうなると、付けるのも不快だし、何よりも健康面が大丈夫なのか不安になってきてしまいますよね。
サージカルマスクを着用する時に合わせて使いたいのが、マスクスプレーです。マスクスプレーには様々な種類があり、花粉やウイルスなどを防いでくれるものから消臭効果があるものまで色々です。自分の用途に合わせて選び、マスクに吹きかけましょう。
またマスクスプレーを使えば、サージカルマスクを何日も続けて使用できると考えている人がいますがそれは間違えです。マスクスプレーを使用していたとしても必ず清潔なものを着用するように心がけましょう。
こういったかんじです。
感染症の予防にはサージカルマスクが適していることが分かったでしょう。サージカルマスクを正しく使い、日々の感染症予防に役立てたいものですね。