引っ越しの際や年末年始の大掃除など普段は捨てないような粗大ゴミが出ることもあるでしょう。そうすると迷うのが粗大ゴミの出し方ですよね。
粗大ゴミは燃えるゴミやリサイクルゴミとは違い、一般のゴミと一緒に出してはいけない、ということを知っている人がほとんどでしょう。もちろん街中や川や山などへの不法投棄は犯罪となっています。しっかりと粗大ゴミの出し方を知った上で処分しなければいけないのです。
ちなみに私も粗大ゴミの出し方を知らず、本当はすぐに出してしまいたい粗大ごみを自宅に置いておいたことがありました。いらなくなった粗大ゴミはトラブルなしでスムーズに出せたらいいですよね。
今回は、粗大ゴミを出す時の注意点とよくある粗大ゴミ回収業者とのトラブルについてまとめてみました。
すでに知っている人も多いと思いますが、粗大ごみは一般ゴミとは違い無料で回収してもらえるわけではありません。粗大ごみを出したい区や市のホームページを見たり、自治体に問い合わせたりして、粗大ごみを回収してもらいます。
電話で自治体と回収してもらう日付を決定した後、コンビニなどで「粗大ゴミ回収券」を購入します。「一つの粗大ゴミにつき○○円」と決まっている場合もあれば、品物によって値段が変わってくる場合もありますが、だいたい300円~2500円を支払うことが多くなります。
また中には「これは粗大ゴミではない」と思って一般ゴミで出してしまう人もいるでしょう。たいていの場合、これも自治体で粗大ゴミの規定となる大きさが決められていますので、それを確認してみましょう。そうしなければ、粗大ゴミは回収されず、ゴミの集積所に置いたままにされてしまいます。
実は粗大ゴミは自治体の粗大ゴミ回収サービスを利用しなくても、回収業者を頼むことで回収してもらうことも可能です。
粗大ゴミ回収業者を利用すると、
・回収券を購入しに行く必要がない
・重いゴミを運んでくれる
・まとめていくつも回収してもらえる
・早朝、深夜、休日も頼むことができる
・倉庫やゴミ屋敷に置いてあるものでも回収してもらえる
・回収後のクリーニングサービスがある場合がある
こういったメリットがあります。
もちろんお金はかかりますが、粗大ゴミ一つの値段が決まっているわけではなく、トラック一台分で値段が決まっているなど、場合によっては自治体で回収してもらうよりもお得な場合も多いものです。
粗大ゴミに出したい品数が多かったり、部屋を丸々空けたかったりする場合には粗大ゴミ回収業者を利用すると良いでしょう!
実は、粗大ゴミ回収業者を利用したことのある人の中には、「粗大ゴミを回収してもらったけれど満足できなかった!」という経験をした人も多いものなのです。それもそのはず、悪質な粗大ゴミ回収業者に当たってしまうと、痛い目に合ってしまうこともあるものなのです。
・無料で回収すると宣伝している
・正確な見積もりをしてもらえない
・追加料金がかかる
・作業が粗い
・制服を着ていない、自宅に入るのに靴を履き替えない
こういった点が見られる業者は悪質業者である場合も考えられます。
また電話番号だけで、住所の記載がどこにもなかったり、見積書に内訳がなかったり、小さな点ですが、そういったことがしっかり行われていない会社は怪しいと思っておきましょう。粗大ゴミの回収した後に不法投棄をしていたり、転売していたり…犯罪行為を行っている場合も多いものです。
粗大ゴミ回収業者を利用すると決めたら、まずサービスをホームページや広告で細かくチェックしましょう。その上で、複数の回収業者に見積もりを依頼してみます。見積内容をチェックし、不当な請求がないか、プランは合っているかを確認しましょう。また粗大ゴミ回収業者の所在地もしっかりチェックしておきましょう。
・マナーがあるか
・制服を着用し、靴の履き替えがあるか
・作業すべてを業者が行っているか
・安全性に配慮しているか
こういった点は実際に業者に粗大ゴミを回収してもらわなければ分かりません。
そのため、事前に電話で作業の手順を確認したり、ネットの口コミをチェックしたりして、満足のいく粗大ゴミ回収が行われるかどうかを判断しましょう。
こういった感じです。
粗大ゴミが大量に出る際には、粗大ゴミ回収業者にお願いするのが良さそうですが、くれぐれも悪質な業者を選んでしまわないようにしたいですね。事前に紹介したポイントを確認し、安心して任せられる粗大ゴミ回収業者を選ぶようにしてくださいね!