50代で60歳までの定年も間近だし、かと言って今更仕事を探すのも面倒だし雇ってくれる会社もないだろう…と思っていらっしゃる方もいるかもしれません。今回は、50代の求人情報についてまとめていきます。
50代の求人情報を調べてみても、20代〜30代に比べると少ないのが現状です。また、50代〜60代の転職率は20代〜30代の7.0%に比べると3.7%と2倍近く少なく、若い人たちに比べるとどうしても転職が難しいといったことがあります。
難しさの理由から探る、50代転職成功のための2つの対策とは
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キャリアが長い分前職で高額な給与をもらっていたとなると、それよりも下げたくないなどといった会社に求める条件を厳しくなってしまい、自分の希望にあった求人が見つからないといったことや、年齢が高くなると、経験が豊富がゆえに、人件費も高くなってしまうといった懸念も企業側は持ってしまうこともあるようです。
そのようなハードルを突破するために、転職を考えて求人サイトを見る前に自分のアピールポイントを作っておくことがオススメです。
50代に限らずだとは思いますが、やはり一般の人では出来ないような業務を自分は出来るとなれば、それは強みとなり仕事も就職しやすいです。もちろん、資格がなくても今までの仕事の経験を買ってくれる会社はありますが、給料や手当があまり良くなかったりということもあります。資格を取るにはそれなりの努力が必要で、期間はもちろん費用もかかりますが、とっておくと長い目で見ると有利です。資格だけではなく、語学が出来るという方も大きな強みとなります。グローバル化に伴って、日本語や英語だけではなくその他の言語が出来るという人は重宝されます。旅行に行く時も、話せたらその地を堪能することが出来ますし、楽しいと思います。
自分がその会社で働いたらどうなるか?自分が今まで培ってきた知識や技術が入ろうとしている会社でどのように生かすことができるのか?など自分なりに考えてみると企業側は「この人は安心して採用出来るな」と感じることが多いです。
また、転職するとなると新しい環境になるわけですから今までの常識を変えなければならないこともあるかもしれません。そういった時に、新しい環境に対応できる柔軟性があることもアピールしておく必要があります。
50代だと家族がいて、配偶者と子供を養わないといけないといった責任がある方も多いです。そうなってくると、自分の満足度だけで転職に踏み切るのも良くありません。自分のキャリア設計ももちろん重要ですが、家族の同意も大切です。
転職は周りのサポートも少なからず必要です。自分の家族の意見も参考にして金銭面でどのくらい将来暮らしていくには必要なのかなどを話し合って決めた方が、転職した後後悔しなくてすみます。
50代で転職はできる?後悔しない人生のために知るべき全知識
http://career-theory.net/50s-job-change-28005
このように、考えるべきポイントはたくさんあります。しかし、必要な知識とノウハウや自己アピールが出来れば、転職は乗り越えられます。今の現状に満足していなければ、求人サイトを見て転職を考えてみるのも一つの選択肢です。人生は一度しかありません。自分が嫌だと思ったら新しい道を切り開いてみてはいかがでしょうか?