大人気のジョジョシリーズが第5部まできました。第5部は4部までと違い、マフィアの話であること、海外(イタリア)の話であることを含め、少しほかのシリーズとは違います。では、第5部についてどのように違うかなどを紹介していきたいと思います。
1部はイギリスで、宿敵DIOとの出会い、第2部はDIOは出てきませんが手下がでてきます。そしてここまではスタンドではなく波紋で攻撃します。3部はDIOとの最終決戦。4部はDIOが持っていた弓矢をめぐっての戦いとミステリーがあります。そして5部はDIOの息子、ジョルノ・ジョバーナが主人公です。DIOという共通点はあるものの、だんだんDIOやショースター家から離れている気がします。
先ほど書いたように、ジョルノの父親はDIOです。しかし、DIOは吸血鬼で、いろんな女性の血を吸ってきました。そのなかにいるのでしょうか?そして生きているのでしょうか?それは荒木先生のインタビューにありました。「考えてなかった」とのことでした。でも、そうすると半分は吸血鬼のちからが入っているということですよね。でも、作中では血を吸うシーンはありません。もしかしたら、DIOが消滅したことにより、「吸血鬼の血」というものがなくなったのかもしれません。
ディアボロのキングクリムゾンの強さはラスボス級です。能力は時を操るスタンド。同じように第3部の空条承太郎のスタープラチナも時を止めることができるスタンドです。ではどっちが強いのでしょう?まず、ディアボロのスタンドは基本的にはどれも時間を消し飛ばす能力を応用したもの。
できることは
・エビタフ:少し先の未来が見える
・見た未来を消し飛ばす:エビタフで見た未来が気にいらない場合、違う行動をところでその未来をなかったことにする
・時間(過程)を消し飛ばす:「A(過程)をやってB(結果)がでる」から過程Aだけを取り除き、いきなり結果のBが起こる。
なかなか強敵ですね。一方、承太郎は
・ものすごい速さのパンチを繰り出すことができる。
・時間を長くて10秒止めることができる
これだけみると互角のようですがディアボロの方が強く見えますよね。
でも、エビタフを発動させる前に承太郎が時間を止めた場合、圧倒的に承太郎の方が上です。時を止めている間、承太郎は動けるんですから、その間にスタープラチナで攻撃ができるんですから。でも、逆だったらどうでしょう。出会うこともないかもしれないので、戦うなら承太郎の勝ちではないでしょうか。
もう1つの人格は組織内でもディアボロである自覚どころかスタンド使いである自覚もなく、ボスから電話で指示されていると思いこまされていると思い形でディアボロの言うとおりに戦います。しかし、ドッピオは自身がディアボロはドッピオに「エビタフとキングクリムゾンの両腕」を貸し出す形でドッピオはエビタフで未来をみながらキングクリムゾンだけで戦っています。時を飛ばす能力は使えないのでキングクリムゾンによるパンチしか攻撃はできませんが、それだけでも快勝してしまいます。ちなみに、ドッピオがエピタフを使うときは自身の前髪の裏側に10秒後がみえるようになります。
3部ででてきたポルナレフが出てきます。キングクリムゾンと対決し、下半身不随になりながら、生き延びたポルナレフが策を考えます。それは自分の手を切って血を垂らすこと。あとは血が流れるのをみているだけ。本来なら血が落ちる(過程A)→シミを作る(結果B)になるはずです。もし、突然血のシミが増えたらキングクリムゾンの力を使った証拠。
次に攻撃が来ると予想できるので、かわしつつパンチを繰り出す戦法です。さすがは戦闘センスと超高速のスタンド「シルバーチャリオッツ」を持つポルナレフ。3部ではあんなにムードメーカーで軽い感じだったポルナレフがずいぶん変わりましたね。3部から5部の間でなにがあったのでしょう・・・。かすり傷とはいえ、この方法でディアボロに一矢報いることができました。しかしこの方法は考えたポルナレフもぶっつけ本番というくらい危険なかけでした。やっていることも悪あがき程度でキングクリムゾンの優位は全く覆らないです。最後は主人公ジョルノスタードゴールデンエクスペリエンスがレクイエム化してチートな能力を手に入れました。
キングクリムゾンもスタープラチナと同じように時を操るんですね。ジョルノに吸血鬼の血が流れていてDIOの時のような犠牲者を出さなくてよかったです。でもまさか、荒木先生がジョルノの母親を考えていなかったというのは意外でした。てっきりあるのかと深読みしてしみました。そして悪役DIOの息子がマフィアに追われるとは因果なものですね。
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