日頃から通勤や通学で自転車を使っていたり、買い物に行く時は自転車が便利だったりすると、自転車が生活になくてはならないものとなっている場合もあると思います。そうなると多少の悪天候の場合でも、自転車を使って普段通りに用事を済ませたい!と思ってしまう人も多いはず。けれど、悪天候の中でも、風や雨の強い台風の時には、「本当に自転車を使って大丈夫かな?」と不安に思いますよね。実際、台風がくると傘も持てないし、風で動けない、そんな状況に陥ってしまい、自転車を使うのは諦める人も多いでしょう。
今回は、台風が来た時には自転車に乗っていいのか、また自転車を破損から防ぐための方法をまとめてみました。
台風の日でも自転車を使いたい!と思ってしまうかもしれませんが、台風がくるとあらかじめ分かっているのであれば、自転車を使うことはやめましょう。
・風に煽られて転倒する
・看板やゴミが落ちてきても上手くよけられない
・自転車が壊れてしまう
・視界が悪く車や電柱に衝突する
こういった普段は遭わないような事故に遭ってしまう可能性がでてきます。
自転車に乗るのが5分の距離でも、いくら台風の威力が強くなさそうに見えても、自転車に乗ることは念のため控えます。もちろん自転車に乗って、子供を後ろに乗せる、傘をさすなんて行為も控えましょう。台風の際は、雨に加え風もひどいため、体勢を崩しやすく、また自転車の運転に集中するために、飛んできたものを避けられなかったり、周りの物に衝突してしまったりします。怪我をするだけでなく、自転車が壊れてしまうこともあるので、台風の予報が出た段階で、自転車移動は諦めましょう。
台風が来たら自転車を乗らないだけでなく、普段使っている大切な自転車を安全な場所へ移動させましょう。台風による自転車の破損を防ぐためには、室内へ移動させることが一番です。自宅の駐車場や玄関前に自転車を置いている場合は、玄関や室内に入れておきます。部屋が汚れるようであれば、新聞紙やビニールシートを床に敷き、自転車を置きましょう。
また屋外の駐輪場に置いている場合は、台風が来る時間帯だけでも室内駐輪場へ自転車を移動させましょう。スーパーやショッピングモールの駐輪場は室内であることも多いので、多少お金がかかってしまっても、自転車を雨や風から守り、破損させないために利用しましょう。
台風が来ると分かっていても、自転車を室内に停めることができない場合には、屋外に置くことになると思いますが、台風が来る前に必ずしっかりと対策をとりましょう。
・紐などで柱に固定する
・あらかじめ横に倒す
・カバーはかけない
・付属品のライトやベルは外す
・ヘルメット、グローブ、自転車用鞄は取り外す
こういった状態で屋外に置きましょう。
自転車は立てておくと、横に倒れた衝撃で破損してしまうことがよくあります。そうならないためにも、あらかじめ自転車は横にして、倒れる心配のないようにしておきましょう。また雨が降るとカバーをかけたくなってしまいますが、台風の強い風でカバーが飛ばされてしまう可能性や、カバーのせいでしっかり固定できないことも出てきてしまうので、カバーはしない方が良いでしょう。
台風で自転車は使えないけれど、行かなければいけない場所がある、そんな状況に立たされてしまっている人は多いと思います。職場が台風でも休みにならない場合など、なんとしてたどり着かなければいけません。そんな時には、普段は使わない交通手段にも目を向けてみましょう。まず動いている場合は路線バスや電車などの交通公共機関を使うようにします。安全性には十分配慮して運航しているので、スピードを落とし、台風の進路を見ながら運転されているので安心です。もちろんバス停や駅までは徒歩で行かなければいけませんが、その場合は雨や風が弱まっている時間帯に移動してしまいましょう。
またタクシーや車移動も安全に思うかもしれませんが、ひどい台風では車が横転してしまう可能性もあります。とくに風に煽られやすい橋を通る場合は危険だし、視界も普段よりも非常に悪くなってしまうので、台風が来る前や完全に過ごさった後以外は使用しないほうが良いでしょう。
1、 台風が来る時には自転車は使わない
2、 台風が来る前に自転車を室内へ移動させる
3、 屋外に停める場合は、横に倒してから固定する
4、 自転車以外の移動手段を利用する
こういった感じです。
普段から自転車を使い慣れていると、ちょっとした移動であれば台風でも大丈夫!そんなふうに思ってしまうかもしれません。けれどケガをするのも、自転車が壊れるのも一瞬で、台風を侮ってはいけません。自転車の置き方にも気を付け、台風の時の自転車対策はしっかりするように心がけましょう。
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