夜行バスは夜出発し、目的地には朝到着できるとても便利な移動手段ですよね。ただ夜行バスの中で眠ったり、長時間過ごしたりすることを考えると、女性は「化粧はどうするか」という問題にぶち当たることもあると思います。夜行バスを降りてからメイクをするか、夜行バスに乗っている間に化粧直しをするか、など迷ってしまいますよね。できれば目的地に着いた時にはばっちりメイクをした状態でいたい！というのが本音だと思います。
ちなみに私も夜行バスに乗った時には、眠ってしまうからメイクは落として乗車しました。けれど、到着してからすぐに化粧ができる場所を探さなければならず、「車内で化粧をしてしまった方が良かったかも」と思ったことがあります。
今回は、夜行バスに乗った時の化粧や歯磨き方法をまとめてみました。
夜行バスに乗った時に、時間もあるし、座席に座っているのだし車内でメイクをすればいい！そんなふうに思う人もいるでしょう。もちろん隣に誰も座っておらず、周りの人の目がまったく気にならない状態であればそうしても良いと思います。けれど夜行バスは人気の路線であれば、つねに満員、女性であれば女性エリアはどの席もいっぱい….そんな状況の場合も多いものなのです。電車や路線バスで化粧をしても良いかどうか、という問題と同様、夜行バスでも化粧をしてもいいのかマナーを考える必要があります。
・隣の席で化粧をすると不快に感じる人がいる
・化粧品が床に散らばる可能性がある
・バスの揺れで上手くできない
・コットンや綿棒などのゴミが大量に出てしまう
・薄暗くてメイクができない
夜行バスの座席でメイクをした場合、このような問題が発生すると考えられます。マナーや現実的な状況を考えると、座席ではメイクをしない方が良いでしょう。
夜行バスの座席でメイクができない、と分かると、今度はいったいどこで化粧をしたらいいのか迷ってしまいますよね。まず夜行バスに乗ると、数回の休憩を兼ねた停車時間があります。もちろんトイレ休憩のためなので時間は限られていますが、サービスエリアを利用するため、サービスエリアのトイレで、メイク落とし、洗顔、歯ブラシ、簡単な化粧をすることができるのです。バスが停車する時には、あらかじめ戻ってこなければいけない時間が決まっているため、フルメイクをするのは大変ですが、簡単な化粧直しができる時間はあるでしょう。
またバス内にはトイレがない場合もありますが、中には化粧室が完備されたバスもあります。乗客全員で共有するため、長時間使うことはできませんが、どうしてもメイクを少し治したい、降車前に歯ブラシをしたい、そのような場合には利用することができます。もちろんバスの中なので揺れてしまうことを考えて、アイメイクなどのこまかな作業は難しくなってしまいます。
実は、夜行バスは、座席に女性専用エリアがあるなど女性に嬉しいサービスを設けているバス会社も多いものなのです。そのため、あらかじめ夜行バスに乗る前に化粧を落としたい、目的地についたらすぐにメイクがしたい、歯磨きや洗顔、着替えをしたい、と思っている場合には、乗車や降車に利用する待合室にパウダールームのついているバスを利用すると良いでしょう。バスを予約する前にホームページをチェックすると、どこにパウダールームがあるのか、どんな設備がついているかがすぐに分かります。
・複数の洗面台や鏡がある
・タオルの貸し出し
・ドライヤーなどの家電の貸し出し
・歯ブラシが無料でもらえる
・化粧品が使える
・フィッティングルームがある
このような設備がある待合室も増えているのです！
もちろんどんな設備があるかパウダールームが使える時間帯などはしっかり事前に確認してからバスを予約するようにしましょう。パウダールームを利用すれば、人の目も気にならず、思いっきり自分のしたいように化粧をすることができるはずです。
夜行バスの乗車駅や降車駅が小さくパウダールームがない、車内に化粧室がない、サービスエリアで寝過ごしてしまい化粧できなかった…こんなことだってあるでしょう。また夜中の時間帯に疲れてしまい化粧する気にならないことだってありますよね。何らかの理由で、夜行バスで化粧ができない場合には、バス降車後に駅のトイレ、ネットカフェやスパの化粧室を利用しましょう。目的地に着いて一からそういった場所を探すのは大変なのであらかじめ目星をつけておくといいかもしれませんね。
またホテルなどの宿泊地に到着するまで化粧はできそうにない場合は、マスクや眼鏡ですっぴんを隠したり、帽子をかぶったりしてしのぐのも一つの手です。
こういった感じです。
女性にとって大事な化粧をする場所…夜行バスに乗ったとしても、普段のメイクで楽しく過ごすためにもどこで化粧をするかはあらかじめ考えておきましょう。もちろん夜行バスには他の乗客の方もいらっしゃるので、化粧のせいで迷惑をかけてしまわないようにしましょうね。満足にメイクができれば、夜行バスに乗って目的地に着いた後も、楽しい時間が過ごせそうですね！