夜行バスは長距離を夜から朝まで移動し、しかも格安!というだけあって便利ですよね。バスの中で眠ることもできるし、夜行バスを日頃から利用している人も多いはず。けれどやはり長時間移動するだけあって体が疲れてしまい、「エコノミー症候群」になってしまったかのようなだるさを感じることも多いものです。より快適に車内で過ごすためにも、着心地の良い服装を心がけたいですよね!
女性であれば、普段から着ているようなスカートがいいの?それともスカートだと疲れてしまうの?と疑問が沸いてくるかもしれません。今回は、夜行バスに乗る時のおすすめの服装と快適に過ごすための方法をまとめてみました。
実は、夜行バスに乗ってみると分かるのですが、夜行バスの移動は疲れやすいことが多いものです。隣の席に座っている人がいたり、リクライニングシートの角度があまり変わらなかったり…本当に眠れるの?本当に休めるの?と疑問が湧いてくる状態でバスに乗り続けることとなります。
とくによっぽど良い座席を予約しない限りは、お尻、背中、首などが痛くなってしまうし、足が動かせずに体がむくんできてしまうことも多くあります。ちなみに私も夜行バスでは荷物に置きのスペースが狭く、足元に自分の荷物を置いていて、しかも隣の人は足元に小さなスーツケースを置いていたので、長時間体勢を変えることができず、本当に疲れが溜まった経験があります。もちろん一睡もできずに目的地に到着しました。
そんな夜行バスでは何を着ていくかが快適に過ごせるかのポイントとなります。
・スカートはロングを選ぶ
・お腹や足を締め付けない服装にする(ワイドパンツやスウェット)
・生地の柔らかい上着を持って行く
・トイレに行きやすい服装にする
・靴は脱ぎやすく、できれば素足は避ける
こちらが私のおすすめです。
スカートは履いて行っても問題はありませんが、丈が短いと空調で足が冷えてしまったり、通路を挟んで異性が隣になった時に目線が気になったりしてしまいます。そのためできるだけロングワンピースなど丈の長いものを着用すると良いでしょう。また素材が柔らかく、締め付けが少ないものを選ぶと、眠りやすく、体がむくんできた時にも跡が残りづらくなります。
服装以外にも荷物に余裕があれば持っていきたいのが安眠グッズです。夜行バスに乗車する日に昼寝でもしない限りは、なかなか朝まで起きているのは体力的に大変になってしまいます。そのため、できる限り眠る努力をすると良いでしょう。
・ネックピロー
・アイマスク
・耳栓
・マスク
・乾燥対策に水などのドリンク、クリーム、リップ
こういったものを用意しておきましょう。
とくにネックピローはバスの揺れで動いてしまう体を固定し、眠りやすい体勢をキープするためにとても役に立ちます。空気をいれて膨らますことができ、使っていない時には空気を抜いて鞄にしまっておけるものもあるので使ってみると良いでしょう。
またアイマスクや耳栓は、静かで薄暗い夜行バスの中でもあると眠りやすくなります。周りの人の携帯電話の光が気になったり、いびきや咳が気になったりした時に使うと良いでしょう。夜行バスによっては安眠グッズを無料で貸し出していたり、ネックピローや枕を配ってくれたりするサービスがある場合もあります。予約する際に確認してみると、わざわざ持参する必要もなくなりますね。
夜行バスで快適に過ごすためには、何といっても雰囲気やリラックスできる状態作りを大切にするといいでしょう。夜中の移動、しかも知らない人のいる空間に緊張してしまうと眠るどころか、リラックスして時間を過ごすことさえできません。
・イヤホンをつけて音楽を聴く
・メイクを落とす
・歯磨きをしておく
・サービスエリアの休憩で体を動かしリフレッシュ
このようなことをやってみましょう。特にメイクを落とし、歯磨きも終えて乗車すると、後は多少の水分補給だけで眠る準備が整います。消灯時間は23時ごろと決まっているので、その時間あたりに眠くなるように雰囲気作りを行うと良いでしょう。多少夜行バスの中で眠ってしまえば、目的地までの時間も短く感じられるし、1日の疲れも少し取れて、目的地に着いた時の活力も変わってくるはずです。
1、 夜行バスの移動は想像以上に疲れる
2、 体を締め付けず、眠りやすい服装を心がける
3、 安眠グッズも用意して眠くなった時に備えておく
4、 眠たくなるような雰囲気を作り、気持ちを落ち着かせる
こういった感じです。
夜行バスに慣れてしまうと、服装や眠り方にもコツがあると分かるでしょう。初めて夜行バスに乗る時には、今回紹介したことを参考にしてみてくださいね。目的地に着いた時に思いっきり楽しむためにも、夜行バスでは快適に過ごせるといいですね。